熱い視線を送った。初めて“ナマ”で見た柳瀬のマウンド。1球ごとに何度もうなずいた王監督は、満面の笑みとともに切り出した。 「いい球を投げる。見た目は大きくないが、打者の手元でピュッとくる感じだ。打ちにくいんじゃないかな。ボールに力はあるから、あとは経験かな」。2年目右腕の“御前デモ”を絶賛した。 今キャンプで初めてのフリー打撃登板。王監督らが見守るなか、先頭の井手にはヒット性の当たり2本を許したが、尻上がりに調子を上げた。結局、打者6人に40球を投げ、ヒット性の当たりはわずか5本。伸びのあるストレートにフォーク、スライダーを織り交ぜ、順調な仕上がりぶりを披露した。内野ゴロ1本に終わった江川は「ボールが手元で伸びてきた。スライダーもキレてました」と舌を巻いた。 2005年の大学・社会人ドラフト6巡目で入団したが、龍谷大4年時に受けた右ひじ手術のリハビリで、1軍初昇格は王監督がチームを離れてから約2カ月後の8月26日だった。その後、MAX147キロの直球とフォークを武器に10試合で防御率0・68をマーク。西武とのプレーオフ第1ステージではプロ初勝利を含む2勝を挙げ、ラッキーボーイとなった。 今年1月、西戸崎室内練習場(福岡市東区)での自主トレ中に、新人の視察に訪れた王監督とバッタリ遭遇。「テレビでしか投球を見てないが、今年も頑張ってくれ」と激励を受けた。この日の快投は指揮官への“返礼”だった。 これで、昨オフに巨人に移籍した吉武の後釜候補に浮上した。柳瀬は「吉武さんの穴を何とかして埋めたい。まずは開幕1軍入りが最低条件。そうじゃないと何も始まらない」と気合満点だ。4年ぶりのV奪回を目指す王ホークス。新たな中継ぎエースの称号は自らの右腕で奪ってみせる。
右の中継ぎエースと期待される藤岡が、初めてフリー打撃に登板した。 45球を投げて、ヒット性の打球が7本。松田には8スイングで安打性が4本。インコースをシュートで突き、打者がのけぞる場面も。今シーズンから外角がワイドになるが、内角を使わないことにはピッチングの幅は広がらない。「良かったと思います。リリースポイントも」と藤岡は笑顔を見せた。プレーオフでの活躍が記憶に新しい柳瀬ですが、王監督も絶賛です
怪我の影響もあって、昨年はシーズン後半からの登板でしたが十分な活躍でした
若干のコントロール難も垣間見えましたが、三振の取れる中継ぎ投手
吉武の穴を埋めてくれると思います!
一方の藤岡は新球のシュートが使えるめどが立った様子です
シーズン終盤はやや失速したものの素晴らしい活躍だった去年
今年はさらに右打者の内角も攻めれるようになったので期待大です!
題とは関係ないですが、驚きは松田です。
藤岡から8球のうち4本のヒット性の当たりを飛ばした事です
これは厳しい自主トレの成果でしょうか!?
今年は期待してもいいかもしれませんね!
藤岡から8球のうち4本のヒット性の当たりを飛ばした事です
これは厳しい自主トレの成果でしょうか!?
今年は期待してもいいかもしれませんね!