ソフトバンク小久保裕紀内野手(35)が27日、自主トレ地の米アリゾナで、プロ入り最重量となる「89キロ」までビルドアップし、帰国した。この日午後、シアトル発の航空機で成田に到着し、羽田経由で福岡入り。「久しぶりに体がたくましくなった感じ。今まではひざのことがあって体幹ばかり鍛えていたけど、今回はダンベルなどもやりましたから」。7日の出発時に86キロだった体重は89キロに3キロアップ。ウエイトトレの成果は数字に表れていた。

 昨年も巨人では88キロで発表していたが、実際には86キロに抑えていた。「ひざをけがしてからは負担をかけないようにしていた」と小久保。03年のオープン戦での本塁交錯プレーで「右ひざ後十字じん帯断裂」などシーズンを棒に振る大けがを負った。「03、04年と慎重の上に慎重を期してトレーニングしてきたから、ひざは全く問題ない。88くらいの体重が一番いい」。過去最高の88キロを1キロ上回る体重が完全復活を証明していた。

 アリゾナでは軽めのティー打撃でバットを握ったが、フリー打撃は宮崎キャンプまで封印。「早く打ちたい」とパワーアップの効果をアリゾナでも心待ちにしていた。残り29本に迫る通算350本塁打はもちろん、松中との4番争奪戦に向け、準備は整えた。
ソフトバンク小久保と合同自主トレを行った斉藤和、江川も28日、米アリゾナ自主トレから帰国した。航空機機材のトラブルのためシアトルで足止めとなり、1日遅れで帰国。福岡空港に到着した斉藤和は「昨年の疲れを取ることは12月までに終わっている。向こうでは80~90メートルの遠投を毎日やっていたし、2月1日からブルペンに入るのは何の問題もない」と、例年通りキャンプ初日からブルペン入りする見通しを示した。また、外野手に転向する江川は「ティー打撃などで小久保さんにいろいろアドバイスしてもらった。外野一本? やれと言われたところで頑張るだけです」と、目標の開幕1軍をアピールする体づくりは万全のようだ。
各地で行われていた自主トレも終了し、いよいよキャンプイン間近となってきました!
周りが心配する小久保のひざのケガも大丈夫なようで、松中との4番争いも楽しみですね♪
しかし、ハードな自主トレなのに体重を増やした小久保は凄いですね・・・
江川はどうなってるんでしょうか!?
和巳は去年の疲れを取るのは12月で終わったと言ってますが、それも凄いですね
もともと不安を抱えている箇所だけに、普段からのケアもしっかりしているからでしょうか!?
以前はスロースタートだった投手陣は近年、キャンプインと同時にブルペン入りするようになりました
チーム内の争いも激しいからだと思いますが、見てる方はちょっと飛ばし過ぎ!?
なんて思う事もありますが・・・
今年外野にコンバートする江川、多村が入った事でより競争が激しくなりましたが
年間通して1軍帯同で、待望の1発も打ち、小久保に早々の恩返しをして欲しいですね!