西武はレッドソックスから受けた松坂大輔投手(26)の入札金を使い、ファンクラブ料金の価格破壊を断行する。27日、公約だった「ファンへの還元」の第1弾を発表。ファンクラブジュニア会員の特典を強化した上で、料金を3000円から1000円に値下げする。

 西武は昨年12月、レッドソックスから約60億円の入金を確認。〈1〉野球・スポーツを通じての青少年の健全な育成をサポート、〈2〉戦力補強、〈3〉ファンサービス・ファンクラブ充実によるファン還元―の3点への“松坂資金投入”を公約に掲げていた。

 補強に関しては総額3億5000万円でメジャー55勝右腕のジョンソンを獲得。今回のファンクラブ料金値下げは〈3〉の第1弾となった。中学生以下の会員は、年会費1000円でメッシュユニホーム(またはバッグ)、ブルーユニホーム、グラブ、内野指定席と内野自由席券各2枚…など、豪華な特典が受け取れる。営業担当者は「1000円でこの内容は12球団で一番だと思う」と自信を見せた。

 現在、会員は全体で8万人で今季の目標は10万人突破。ジュニア会員の新設と特典強化で会費1000円では完全な“赤字”。単純計算で4000万円を球団が補てんすることになるが、太田球団社長は「第2弾、第3弾もやります」と今後の追加サービスを約束した。グループトップの西武ホールディングス(HD)・後藤社長も「入札金は全額(〈1〉~〈3〉に)使います」と断言。松坂の“遺産”を有効利用し、西武が新規ファンの大量獲得を狙う。
西武の課題ですからね~、ファン獲得は・・・
早ければ来年にも球団名も変更となりそうですし、
いよいよ常勝軍団も地元に貢献しファン獲得へ動こうとしています
宣言どおり松坂マネーを使ったのは良いですが
もし、このお金が無かったらジュニア会員の値下げなどは無かったのか・・・
このお金が入ったからこそ出来るようになったと捉えるほうがいいかなぁ