球団初のルーキー開幕マスクを狙う高谷裕亮捕手(25=白鴎大)への「本塁死守講義」がキャンプを前に始まる。新人合同自主トレで指導にあたっている田口昌徳育成担当が、あす27日からの最終クールで本塁突入対策に着手。レギュラー獲得に欠かせないプロのブロックを伝授する。

 「本塁に突入してくる選手の破壊力は、アマチュアレベルとは比較にならない。特に外国人の場合はけた違いの衝撃だからね。ケガでリタイアしないためにも、身のこなしを覚えてもらう」

 巨体を揺らしての本塁突入はもちろん、時にはえげつないプレーもあるのがプロの世界。現役時代に「危険な目にも遭った。今でも思い出すとゾッとする」という田口育成担当が、経験に基づいたテクニックを即戦力ルーキーに教え込む。

 キャンプA組スタートが決定的な高谷も意欲満々だ。キャンプインまで残り1週間となったこの日も、全体練習後にウエートトレーニングにこもって、178センチ、82キロの肉体をさらに強化。「早く信頼される存在になりたい」。鉄のブロックと華麗な身のこなしで、開幕から扇の要を守り抜く。
いよいよ実戦形式の練習も始まるみたいですね!
ブロックは大事ですね、自分の怪我を防ぐのもそうですが
相手に怪我させる可能性もあるので、ちゃんと練習して欲しいですね!