例年以上に鍛えがいアリ! 秋山幸二総合コーチ(44)が18日、福岡市東区の西戸崎合宿所で今年初めて新人合同自主トレを視察。「みんないい動きをしていた」と“1次試験合格”の評価を与えた。過去2年、視察のたびに苦言を呈してきた鬼コーチが、この日は高校生1巡目・福田秀平内野手(17)の名前を挙げて高評価。昨秋ドラフトの充実度が証明された格好だ。 王監督が過去最高の「120点」と評したドラフトの成果を、秋山コーチも実感した。「みんないい動きをしていた。軽快だね。いい練習をしている」。練習開始の午前10時から、海風が吹き付ける西戸崎合宿所の屋外グラウンドに立ち約3時間。新人合同自主トレを見守った秋山コーチの表情は穏やかだった。 一昨年は「意識が低い」と和やかムードにクギを刺し、昨年も「走る量が少ない」と担当コーチにメニュー追加を求める強権発動。1軍コーチへと立場が変わった今年、さらに視線は厳しくなっていたはずだが、最後まで否定的な言葉はない。 それどころか、室内練習場でノックを見て「福田が目立っていた」と名前を挙げて評価。「背が高くて(180センチ)あれだけ動けるのはいい。柔らかいしね」。その後、屋外でインターバル走を跳ねるようにこなす福田を見つけると「おお、元気、元気。もともと持っているものがあるんだろうな」と目で追い続けた。 高卒新人は現実的にはキャンプB組スタートが濃厚だが、「入れ替えはナンボでもできる。この世界は競争。自分をアピールしてほしい」と途中でのA組抜てきの可能性さえ示唆したほどだ。 注文はゼロではない。15日にグアムから帰国。当地で自主トレ中の松中らと夕食をともにし、報告を受けてきた。「どうだと聞いたら『足がパンパンです』と言っていた。(松中)信彦があれだけ走ってるんだ。新人には下半身をしっかりつくってほしい」。ただ、それも「下半身で投げて打てば、肩ヒジの負担も少ない」という“親心”から。昨年までのようなカミナリではない。 「選手の顔と名前が一致して、シルエットで分かるようになったかな。また時間があったら来るよ」。愛車に乗り込む秋山コーチは実り多きキャンプに思いをはせた。期待のルーキーズは、どう“答え”を出すか。大・社ドラフト選手だけでなく、高卒ルーキーも高評価です
秋山の目に留まった福田はA組抜擢はあるでしょうか!?
ただ、ホークスの1軍に残るには、相当な練習をしないといけないので
その辺りは高卒ルーキーにはハンデでしょうか?
キャンプでA組昇格するとファンも期待しますね!