馬原とのダブルタイトルでV奪回だ! 5日から古巣のJR九州(北九州市)で自主トレを本格始動した藤岡好明投手(21)が10日、2年目の今季の目標に最優秀中継ぎ投手(ホールド王)のタイトルを掲げた。昨季は同タイトルを武田久、最多セーブをマイケルが獲得した日本ハムがリーグ優勝&日本一。試合終盤の強さはチーム力に直結するだけに、今季は投手の“ブルペン2冠”を馬原と2人で強奪し、完全無欠の投手陣を構築する。 あの「神様超え」の大活躍にも、満足はしていなかった。新人の昨季は稲尾(西鉄)のリーグ新人最多登板記録を50年ぶりに更新。勝利の方程式を支えた藤岡が力を込めた。今季の大目標は「ホールド王」。2年目のジンクスは吹き飛ばす。 「チームに貢献できるという意味で、一番欲しいタイトルです」。数字にこだわらない右腕があえて口にした。昨季はリーグ2位の31ホールドポイント(HP、5勝26ホールド)。それでも上には上がいた。「途中で離されて…」。45HP(5勝40ホールド)の日本ハム武田久に栄冠をさらわれた。 昨季はホールド王とセーブ王を独占した日本ハムが日本一。「昨季が典型的でしたから」。今季は先輩の馬原と2人で“ブルペン2冠”を強奪する覚悟だ。「僕らが馬原さんにきちんとつなげば、セーブ機会も増えますから」と言い切った。 プロ2年目を控えた今オフも、古巣のJR九州で本格始動。「自分の原点に戻るというか、泥臭さとがむしゃらさを思い出すためです」。5日から1日6時間以上のメニューをこなす。「体はパンパンだけど、この時期に鍛えておく」。慢心の入るスキは全くない。 昨季の終盤は疲労で思い通りの投球ができなかった。「軸足に体重が乗り切らず、体重移動ができていなかった」。今オフにビデオを徹底的に自己分析。「下半身と体幹を重点的に鍛え、1年投げきれる体をつくる」。課題も明確に設定した。 体重はベストの81キロまで絞り、キャッチボールもすでに再開した。心配された右肩の疲労は「全くないし、感覚的には昨年と同じです」。習得中のシンカーのイメージもほぼできあがった。タカの「鉄腕2世」は着実に進化を続けている。 「後半が良くないとチームも勝てないし、優勝も難しくなる。王監督を胴上げするためにも、最後まで全力で投げきりたい」。練習のハードさでは有名な古巣の練習メニューを出発点にして、ホークスでは3人目のホールド王獲りに挑む。ホールド王とセーブ王がチームにいれば自然と優勝という事になるでしょうね!
今年は藤岡と馬原にやってもらいましょう!
習得を目指していたシンカーもほぼ出来上がったという事なので
あとはキャンプや実戦で試して使えるかどうか、という事ですね。
去年の失速を糧に今年はフル稼働してくれそうです。
馬原と共に、2人の活躍がホークスを勝利へと導くので頑張ってもらいましょう!