究極の目標は「60歳現役」!? 11月に30歳を迎える斉藤和巳投手(29)が5日、新年の誓いで「アンチエイジング」宣言だ。野球界では30歳は一つの区切りとされる年齢だが、「自分はそう考えない」と一刀両断。正月は元日始動し、4日に帰福。小久保裕紀内野手(35)らとの米国アリゾナ州での自主トレ(7日〜25日)を控え、この日はヤフードームで約3時間汗を流した右腕は、5月に44歳となる巨人工藤公康投手らの“不惑軍団”超えも誓った。 世間一般の風潮に「NO」を突きつけた。今年30歳の4冠エースが言葉に力を込めた。「野球界、特に日本では30歳が区切りと言われるが、自分はそう考えない。40歳でも50歳でも60歳でも投げ続けたい」。プロ12年目の新年の誓いは「アンチエイジング」だった。 仰天の「60歳現役」プラン。確かに30歳を超えて急に力が落ちる選手がいるのも事実だが、米国には59歳でメジャー最高齢登板した伝説的投手、サチェル・ペイジ(インディアンスなど)が存在する。ならば、日本球界に同等の存在が現れても不思議ではない。 心身両面で準備を整えている。「脳が年齢を意識すると、体にも影響してしまう」。練習では30歳という概念を取り払う一方で、体のケアには細心の注意を払う。「故障しない筋肉の鍛え方や食事など、気付いた時から全部やっておく」。全方位でベストを尽くす。 年明けは地元京都で元日から始動。今オフの筋力トレで、体重はシーズン中の95キロから100キロに増えた。「常に最高を目指しているし、自分のベストを超えたい」。まずは投手4冠に輝いた昨季の自分を超える。毎年進化を続ければ、選手寿命は当然長くなる。 7日からは、小久保らと米国アリゾナでの自主トレに臨む。昨年の秋季キャンプは右肩炎症の影響で不参加だったが、現在は「右肩の疲労? 不思議なほどにない」。すでにキャッチボールも始めており、今後は2月1日のブルペン入りに照準を合わせる方針だ。 宮崎春季キャンプの課題も決めている。2段モーションとの完全な決別だ。「昨季はまだ意識する部分があったが、今季は無意識に投げられるようにしたい」。フォームの完成度をさらに高めるためにも、宮崎で「投げられるなら毎日でも投げたい」と意欲満々だ。 日本球界には今季44歳の工藤、42歳の山本昌らが健在だが、斉藤和は言い切る。「本当に励みになる存在だけど、後輩はさらに上を目指さないといけない」。恒例の初詣ででは「2つも3つもお願いしてしまった」と笑う貪欲(どんよく)な右腕が、超ド級の“太く長く”を目指す。あと30年も投げてくれたら400勝を目標に出来そうですね!
この先も長くホークスの投手陣を支えてくれるのであれば、それは嬉しいです。
自分のベストを超えたいって・・・
来年はどんな成績を残すつもりなんでしょうか(笑)
1軍で投げるようになってからは毎年、進化していると思います。
きっと今年も凄いピッチングをしてくれる事だと思います。
1年1年をしっかりと過ごしてくれれば、40歳・50歳と
和巳ならやってくれそうな気がします。
村田兆治は今でも剛速球を投げれるので
ぜひ、和巳にも最年長150キロとか出して欲しいなぁ。