「KMT」斬りでローテ当確や! 福岡ソフトバンクの希望枠ルーキー、大隣憲司投手(22)が5日、奈良県生駒市の近大グラウンドで始動した。キャッチボール、ノック、ランニングなどで約1時間半、汗を流した最速152キロ左腕は「チーム内に松中さん、小久保さん、多村さんという球界トップクラスの打者がいる。抑えれば自信になる」と2月の宮崎キャンプ実戦練習での“完封”を宣言。ホークスの誇る40発トリオとの対戦もアピール材料に、開幕ローテ入りへ殴り込む覚悟だ。
自慢の直球をうならせる日が待ち遠しい。1年先輩の甲藤らと迎えたプロ1年目の始動日。「開幕から1年間、ローテを守りたい」と誓った大隣は、近大グラウンドから南西へ500キロ余り離れた宮崎市・生目の杜運動公園のマウンドへと思いをはせた。
「キャンプの実戦(シート打撃、紅白戦)ではしっかり投げてアピールしたい。松中さん、小久保さん、多村さんというトップクラスの打者を抑えれば自信になる」
昨夏の国際大会後に発症した左肩炎症は完治。三が日もキャッチボールをしており、この日は約20メートルの距離で回転を確かめながら投げた。「肩が良くなったことで不安が一つなくなった」。見守った近大野球部の榎本監督も「専門家にみせたら肩の可動域は昨秋のリーグ戦後に11段階で2・5から3しかなかったのが、昨年末には10・5まで回復していた。大丈夫でしょう」と目を細めた。
全開間近の“江夏2世”もプロは未知の世界。だがホークスには格好のバロメーターがある。松中、小久保、多村のクリーンアップだ。ここ4年で7冠の松中には「より低めのコントロールが必要」と、真骨頂とする低めの制球を試す。さらに「対左でスライダーが抜ける傾向にある。甘い球は松中さんには確実に一発を打たれるでしょうね」と失投撲滅も図る。
小久保、多村には強気の攻めを確認する。右打者に苦手意識はないと言い切り「対右の生命線はやっぱりクロスファイアー。どれだけ思い切って内角を突けるか」。大先輩の胸を文字通り借りて、得意球を磨く。
元日は大阪府吹田市の江坂神社に兄幸範さん(31)と初詣で。スサノオノミコトをまつる厄よけ大社で「1年間ケガなくやれますように」と願った。9日までは近大グラウンドで調整し、10日に福岡入りして13日の入寮式に備える。新人合同自主トレ中盤からブルペン入りし、まずは捕手を立たせて投げ込む予定だ。
「2月は野球部の呉(広島)キャンプで紅白戦もやっていた。宮崎は暖かいので例年より体も動くと思います。どんどんぶつかっていく」。いよいよプロの世界へ飛び込む大学ナンバーワン左腕は、前しか向いていない。
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評価の高い大隣ですが、やっぱり実戦で投げてナンボの世界
良い球投げても打たれる投手もいるし、やっぱり対戦結果から
今年の戦力になるか見極める必要があるでしょうね。
期待を裏切らないで欲しいです(笑)
あと、先輩の甲藤にも期待しているので先輩の意地を見せてほしいです!
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評価の高い大隣ですが、やっぱり実戦で投げてナンボの世界
良い球投げても打たれる投手もいるし、やっぱり対戦結果から
今年の戦力になるか見極める必要があるでしょうね。
期待を裏切らないで欲しいです(笑)
あと、先輩の甲藤にも期待しているので先輩の意地を見せてほしいです!