ソフトバンクの大学・社会人ドラフト4巡目入団、森福允彦投手(20=シダックス)が、新人離れした活躍をグラウンド外で見せた。ソフトバンクは27日、森福が28日に、出身地の愛知・豊橋市と豊川市へそれぞれ車いす5台を寄贈することを発表した。決断は早かった。22日に母校、豊川高を訪問した際、車いすで学校生活を送る在校生を目にした。その姿を見て、ぼんやりと描いていた思いを行動に移した。「最初は学校に車いすを贈ろうと思ったけど、市などに贈った方がより多くの方に活用してもらえると思って。僕の友達の中にも車いすに乗っている人がいて、そういう人たちのために何か自分が役立てればと思っていました」。1台4万5000円という車いす10台分の費用は契約金からねん出した。 ソフトバンクでは和田が投球数に応じたワクチン寄贈を行っているが、森福も社会貢献活動をライフワークに位置付けた。「プロの世界では福祉に携わっている方が多いので、自分もそういうことをしたいと思ってました。登板数とか、成績とか形はまだ決められないけど、続けます」。メジャーでは、その年に社会貢献活動を積極的に行った選手を1人、表彰する「ロベルト・クレメンテ賞」が設置されるほど、慈善活動への意識は高い。即戦力ルーキーとして期待される森福だが、プロ野球選手としての意識の高さはすでに一流クラスだ。 ルーキーイヤーの目標は「50試合登板」を掲げた。50試合も単なる思い付きではない。「50試合投げればチームの勝利に貢献している投手だと思うし、それだけ多くの方に車いすを贈れると思う」。1試合登板で1台の寄付となれば、費用は225万円。まずは開幕1軍をつかみ「森福基金」をスタートさせる。ルーキーながらプロになる前から慈善活動は立派としか言えないですね!
どこかのルーキーも何か寄付みたいな事してました。
こういう行動がプロ野球界で広がっていけば良いと思います。
森福にはたくさんの車椅子を送れるように、頑張ってもらいましょう!!