ソフトバンク松中信彦内野手(32)が、“ソフト”な球場作りを球団に訴える。24日、北九州市にある小倉競馬場で行われたトークショーに出席。誕生日でもある26日に控える契約更改の場で、球団フロントに外野フェンスの張り替えを訴えるつもりだ。「フィールドシートのラバーみたいな、クッション性の高いものにしてくれとお願いする。今の(外野フェンスの)固さだと、思い切ったプレーができない。ケガが一番怖いからね」。今季は72試合左翼を守り、自ら感じ取ったことを球団に申し出るつもりだ。

 松中は05年までの3年間、選手会長を務めた経験を持つ。現在はチームでの役職を退き、選手会長とエースの2役を演じる斉藤和のサポート役を担うが、頭の中は常にチームを強くすることしか考えてない。「ケガは球団にとってもチームにとってもマイナス。今回は(契約更改で)自分のことより、チームが強くなるための話に時間を割こうと思う」。チーム内でも発言力の強い松中が、本気で球団に提言するつもりだ。

 ケガの予防だけではない。選手の体調管理についても球団と真剣に向き合う予定で、その1つとして、疲労回復に優れていると言われる高圧酸素治療器の設置にも意欲的だ。現在、トレーニングルームには1台しか設置しておらず、サイズもMと小さい。試合後は順番待ちが避けられない状態で、斉藤和も効率の悪さを契約更改の場で球団に訴えた。松中は自宅にひと回り大きいLサイズのものを所有しており「ケガの予防につながるなら球団にレンタルしてもいい」と“自腹”を切る覚悟があることを強調した。

 昨オフ、7年の長期契約を結んだ背番号3。03年以来遠ざかる日本一奪回に向けて、まずは環境整備を強く訴えるつもりだ
フェンスを恐れて中途半端なプレーになる事はどの球団の選手もよくある事なので
気にしてなかったですが、柔らかくする事で思い切ったプレーが出来るのは見ている側としても
歓迎だと思います。でも、ラバーみたいにして、打球の処理が難しくならないのかな!?
と思いました。跳ね返りが少なくなり、深くまでボールを追わなければならなくなりそうです。
それは攻撃の時はプラスになり、守備の時はマイナスになるので、
怪我の事を考えると柔らかい方がいいのかな~??

あと、高圧酸素治療器の件ですが、レンタルしても良いって言えるのは素晴らしい!!
でも、自分家の治療器が無くなるからレンタルじゃなくて、球団に新品をプレゼントで(笑)