右翼レギュラーへ大また接近! 来季6年目の井手正太郎外野手(23)が24日、「大またトレ」での来季定位置奪取を誓った。期待されながら今季1軍出場23試合、打率・129に終わった井手は大村の動きに着目。「普段の歩き方から(歩幅を)大きくして、全身をバランスよく使えるようにしたい」と動作改善で自ら潜在能力を引き出すつもりだ。 遠ざかったレギュラーへ“大また”で近づくつもりだ。2年目に森脇2軍監督(現・内野守備走塁コーチ)に指摘されて以来の課題に本腰で取り組む。「打撃でも守備でも全身を使えていないと思う。特に下半身が使えていない。疲れてくるとすぐに動きが小さくなる」。日南学園高2年までは三塁手。内野手出身の細かな動きは卒業し、ダイナミックに変身する。 3度降格した今季の1軍登録日数はわずか50日。ただ、その間に173センチと決して大柄ではない大村が、グラウンドで所狭しと動き回る姿を目に焼き付けた。「体を大きく使えるから、あれだけ右中間深くへの打球にも追いつく」。練習だけでなく普段の歩幅を大きくするよう意識。身長179センチの体をフル活用する。 高校時代からの同僚・寺原が横浜に移籍。14日に送別の草野球を行い、大粒の涙を見て決意を新たにした。「テラは間違いなくローテの軸になる。交流戦ではレギュラーとして対戦したい。右翼を狙います」。寺原とのトレードでやってきた多村の加入で外野はいよいよ激戦区だが、競争を勝ち抜き胸を張って打席に立つ。歩幅から気をつけるなんて目の付け所が凄い!と思いました。
でも、それだけ向上心がある証拠だと思います。
プロ野球選手は常日頃から野球の事を考えているのだな、と改めて思いました。
来年、まずは一軍定着が最低課題として頑張ってほしいです!