福岡ソフトバンクの主砲・松中信彦内野手(32)が23日、アマとの交流機会の増加を訴えた。2008年開催の北京五輪に向け、現段階でオールプロかアマとの混成か、日本代表の在り方は決まっていないものの、松中は五輪をアマ最高峰の大会にするべきとの持論を展開。社会人チームとの交流試合やアマ選手のプロキャンプ参加も含めた積極的な支援策の必要性を口にした。 誰よりも日の丸の重みを知り、誇りを胸に抱いている。それが自らのプロ入りのきっかけとなった五輪となれば、思い入れもひとしおだ。だからこそ、熱い思いが松中の口からほとばしった。 「(2012年の)ロンドン五輪で野球が除外されるのは知っています。北京でも当然勝つことを求められるでしょう。でも…」。そこまで言いかけて、松中は一瞬考え込んだ。そして、言い切った。「アマチュアの選手が五輪に参加する可能性を閉ざしてはいけないと思います」。野球の地位向上のための勝利至上主義。しかし、それがオールプロで臨むという考えにはつながらない。 「プロとアマの交流をもっと深めていけば、北京五輪を混成でという意見も出てくるのではないでしょうか」。そのためにもアマとの交流機会の増加は不可欠だと松中は考える。選手会長の斉藤和も契約更改交渉で訴えた2軍の試合増。「それを社会人チームとの試合に充てたり、1軍がシーズンとは別に対戦したりすれば、交流も活発になる」。キャンプへの積極的な参加も含めて、アマの支援策を強く訴えた。 五輪にはプロ入り前年の1996年アトランタと、2000年シドニーの2大会に出場。仮に北京のメンバーに選ばれると3大会目になる。今年3月のWBCでは王ジャパンの4番としてチームをけん引。国際大会の厳しさと勝つ喜びは体に染み込んでいる。 「(プロアマ混成で臨んだ)シドニーも、もう少し時間があれば、もっと一体感が生まれて、強いチームになったと思う」。日本野球にとって大きな意味を持つ北京五輪。まずはJAPANの主砲がプロとアマの垣根撤廃論を発信した。松中の言う通り、オールプロでという考えは違うかもしれないし、
オールプロで行く事が野球を拡げるという考えには繋がらないかもしれませんね。
現に今はアマとの交流や独立リーグの誕生など、野球はプロだ!という流れにはなってませんよね!?
オールプロで優勝して野球人気が回復しても、野球をやりたいという人たちを多く受け入れる
プロには出来ていませんよね!?そういう意味では社会人と交流を持ったり独立リーグと交流を持ったり
して野球界を全体で盛り上げていく必要があるでしょうね!