巨人とロッテが中心となって新チームを結成し、来季から「フレッシュ・リーグ」(仮称)を立ち上げることが20日、分かった。イースタン・リーグ開催中に2軍の混成チームが非公式戦として年間36試合を組む予定。将来的には、これを3軍のリーグとして発展させる構想も持っており、21日に開かれる運営委員会で正式決定する。

 楽天が05年に新規参入し、イースタン・リーグが7球団と奇数になってから、新チーム結成の機運が高まった。この2年間は6球団で3試合が組めるものの、残り1球団は“空白”になってしまっていた。これまでプロアマ交流戦を行うなどしてきたが、ドラフトで育成選手を採用できるようになったことで、一気に加速した。

 新チームは巨人とロッテが中心となって20人程度で構成し、他の5球団からは各試合ごとに2、3人の選手を供出。メンバーは毎回替わる混成チームになる。1軍選手が調整として2軍戦に出場する場合、出場機会が減るのは2軍選手であり、あと一歩でレギュラーを奪えない若手にとっても、アピールの場となりそうだ。

 非公式戦のためイースタンと区別する「フレッシュ・リーグ」とし、将来的には育成選手を中心とした3軍のリーグへと発展させるプランもある。「四国リーグや北信越リーグと交流して規模を広げられる夢も出てくる」と関係者。野球の底辺拡大を視野に入れながら、来年度からの実施に踏み切ることになった。
巨人主導のリーグですが、珍しくそんなに悪い話ではないと思います。
2軍でも出場機会に恵まれない選手のアピールの場になるというか、実戦での育成が出来るのが
個人的には良いと思います。この構想が将来的にプロ野球の裾野を広げる役割を果たすなら、
それはとても良い事だと思います。最近は社会人野球チームの廃部や休部で野球をしたくても
出来ない人も多いですからね!独立リーグと共に球界発展の起爆剤となってほしいと思います。