スキー用語114「林間滑走」 | スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

「林間滑走」とは
立木の生える森林地帯を滑走する事です

別名 ツリーラン 森の中を滑る




※立木(たちき)とは
植林を含む 山に元から生えている木
を言う 立ち木 とも



木の生え方が疎な所を林
密な所を森と呼びますが
森と林を一緒くたにして
森林と呼びます




林間滑走での一番のコツは
「木を見ない」事です
滑る時に木を見てはいけません

人間は対象物を注視すると
そちらの方向に行く習性があります

林間滑走の際、雪に足を取られるなどして
オーバースピードになった挙句
木と衝突して事故を起こすのは
このせいです

絶対に木を見てはいけません
流血では済まない事になります



では何処を見るのかと言うと
「木と木の間の白い所」を見て
滑ります
こうすれば木にぶつかりません


自信の無い方はヘルメットを被ると
幾らか安心出来ます




まずはちょっとしたコース脇の
木を避けてみましょう
くれぐれも慣れないうちに
いきなりスピードを出してはいけませんょ


次回は115「ギルランデ」です

スキー指導員 高波太一