「オブラディ・オブラダ」をピアノで弾きたい!小学1年K君の挑戦と楽典を好きになることのパワー
そろそろ次回発表会に向けての曲決めの時期が迫ってきました。まずは、現在のレベルやこれから経験してほしいテクニックなどを考慮して、私の方から、それぞれの生徒さんにお薦めの曲を、数曲ピックアップしておきます。その上で、個々に弾いてみたい曲があったら、申し出てくださいとお知らせします。最近ではゲーム音楽、ボーカロイド、CM曲などと言った、子供たちがよく耳にする曲を演奏したいという生徒さんが増えています。特に、コロナ渦において、子供たちはYouTubeなどを目にすることが増えて、ますますその傾向は顕著です。まだ小学1年生のK君ですが、彼は発表会に出るのはもう3回目です。保育園年中さんになったばかりの頃から、レッスンを始めました。保育園の帰り道に、体操着のまま、元気よく通ってきていました。 レッスンを始めたばかりの頃(年中)始めての発表会は「とんとんとんとんひげじいさん」など、童謡数曲を弾きました。そして、昨年はぐっとレベルアップして「パイレーツ・オブ・カリビアン」を弾きました。私の選曲です。幼児のK君にとっては、大きな挑戦でしたが、ディズニーランドのカリブの海賊をイメージして、頑張って完成させてくれました。家族旅行の帰り道に、東名高速・浜名湖サービスエリアにヤマハが設置しているストリートピアノで、パイレーツを演奏したら、周りの人がたくさん聴いてくれた!と、わくわく話してくれました。昨年のコロナの緊急事態宣言時においては、オンラインレッスンの経験もしました。 オンラインレッスンの様子そんなある日のことですいつものように元気よくレッスンにやってきました。「先生! 僕、今度の発表会はビートルズのオブラディ・オブラダをピアノで弾きたいんだよ」目をキラキラ輝かせて、そういうと、1枚のビートルズのCDをみせてくれました。えぇっ? ビートルズの曲?小学1年生のK君、どうしてこの曲を知っているのだろう?そこでK君に聞いてみました。お祖父様がビートルズのファンで、おうちでCDを沢山聞かせてくれたんだそうです。「それでぼくも好きになったんだよ」そうだったんですね!おじいさまがビートルズ世代なんですね。若いおじいさまです。「オブラディ・オブラダ」は、1968年に発表されたビートルズの10枚目のアルバム「ザ・ビートルズ」のオープニング曲として収録されています。ビートルズ唯一のレゲエナンバーと言われていて、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ、人生はまだまだ続くよ」という内容の、どこかユーモラスな雰囲気の漂う、とても明るい曲です。ちなみに、イントロのピアノは、ジョン・レノンが演奏しているそうです。私はこの曲を日本語歌詞で歌った記憶があります。「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ、魔法の世界はまわる」という歌詞だったと記憶しています。「太郎が花子を見染め、好きになったとさ~♪」お気に入りで、よく口ずさんでいました。この日本語カバーは「ザ・カーナビーツ」という日本のグループ・サウンズです。さて、K君の希望をかなえてあげるべく、ここからが私の仕事、楽譜探しです。私の手持ち楽譜は、みんな中上級用ですし、小学1年のK君には、まだまだ難しいです。そこで私が選んだ楽譜は、簡単メロディのプリント楽譜です。ヤマハプリント楽譜はこちら↓ヤマハ「ぷりんと楽譜」欲しい楽譜を1曲からネットで簡単購入!ピアノ、エレクトーン、ギター、バンドスコア、合唱など定番楽譜はもちろん様々な楽譜を245,000点以上取り揃え!全国のコンビニ(セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ)や楽器店でも購入いただけます。お得な定額プラン「アプリで楽譜見放題」もご用意♪www.print-gakufu.com簡単メロディ譜なので、メロディにコードがふってあります。ピアノ鍵盤図が載っているのはありがたいです。楽譜を渡して、次のレッスンまでに、メロディーを弾いてくるように指示しました。まだまだ、すらすらと楽譜を読めるところまでは行っていません。シンコペーションや小節をまたがるスラーも多くて、譜読みは大変困難だと思いましたが、「できるところまで頑張ってこようね!」と、励まして送り出しました。幼児期におけるメロディー模唱、模奏のレッスンが、こんな時に大変役立ちます。案の定、K君は、耳コピで、メロディを弾いてきてくれました。次は左手のコードです。楽譜のコード表では転回形になっていますが、まだト長調の転回形は経験してありません。そこで、ノートにダイアトニックコードを書いてみました。英語で音名表記するアルファベットで音名を書いてもらいました。小学1年生でもアルファベットが書けるとは、英語教育の賜物、すごいです。使うコードは、G、C、D、Emの4つです。ダイアトニックコードでは、DはDmになってしまうので、曲の中で使われているコードDにするために、ファをシャープすることを伝えました。使うコードを書き出す2回目のレッスンコードを覚えて弾けるようになりました。次は両手奏です。ここで問題が発生。シンコペーションが多いんです。右手に対して左手がずれて入ります。K君にとっては未知の課題です。両手でのリズム打ちをたくさん練習して、その日のレッスンは終わりました。3回目のレッスン見事にシンコペーションをクリアして来てくれました。素晴らしいですね。なんとそこには、ピアノ好きのおじさんのサポートがあったそうです。何度もシンコペーションを合わせるために、練習にお付き合いしてくれたんだそうです。4回目のレッスン次の課題はイントロとエンディング作りです。アイデアを色々と提案しました。本人はCDに近づけたいようです。原曲のイメージを残して、こんな形に決定。次回までにまとめてくるように宿題にしました。 前奏(イントロ) 後奏(エンディング)ご家族みんなの協力で作り上げた「オブラディ・オブラダ」発表会で見事に演奏しました。シンコペーションを体で感じて表現できた、とても良い演奏でした。 1年生発表会で「オブラディ・オブラダ」を演奏ポピュラー音楽が日常に溢れている今日では、子供たちの演奏したい曲も多種多様です。実際に楽譜のないもの、子供の初級レベルでなく中上級レベルのものなど、ピアノで弾きたいと思ったときにつまづくことが、多々あります。そんなときは、原曲を何度も聞いて、メロディの口ずさみ、ハーモニーを感じて、コードを覚えたり、少しだけ背伸びして自分でアレンジしたりと工夫することによって、その時の自分の気持ちにあった楽譜を自分で作成して弾くことができます。やったー!満面の笑みのK君です。一番のお気に入りは 「イエスタデイ」だそうです。いい曲ですよね〜♬ 私も大好きです。いつか「イエスタデイ」にトライできる日もそう遠くないです。 〜♬〜♬〜♬〜♬〜♬〜たかね音楽教室は、総合的な音楽力が身につくように、個性を伸ばして、レッスンを行なっています。楽譜の見つからない曲でも、ピアノ曲を作り上げていく方法を提案しています。静岡県富士宮市小泉 ピアノ・エレクトーン教室 - たかね音楽教室たかね音楽教室は富士宮市小泉にあるピアノ・エレクトーン教室です。幼児から大人の方まで、一人一人のペースに合わせて、きめ細かく、個人レッスンを行っています。 クラシック、ポピュラーソング、童謡唱歌、J-POPなど、個々の好みのジャンルの曲も取り入れています。発表会、グレード試験など、様々なイベントや、地域の行事などにも、積極的に参加して頂いています。takanemusicschool.comたかね音楽教室体験レッスンお申込みssl.form-mailer.jp