ニホンオオカミの息吹〜神奈川県秦野市〜
先日、期間限定で展示されるニホンオオカミの頭骨を見に、神奈川県秦野市にある「はだの歴史博物館」を訪れました。今年から三峯神社で御眷属拝借をしたこともあり、ニホンオオカミについて興味が出てきたのです。自宅から車で見に行ける距離でしたので、せっかくの機会だからと訪問を決めました。博物館周辺につくと、ちょうど秦野市民の日のイベントがあったようで、それに参加する人で臨時の駐車場も満杯!しばらく並んだあとでようやく入ることができました。博物館は無料で観覧することができたので、非常にありがたかったです。秦野市のこのエリアは古墳や副葬品、土器などが多数出土しているそうで、そういったものの展示が多く、とても勉強になりました。特に水晶や翡翠のような石で作られた装飾品類は、今の私たちが見ても心惹かれるような美しいものが多く、時代を超えた親近感のようなものを感じました☺️さて、いよいよお目当てのニホンオオカミの頭骨の展示です。特別な展示のため、通常の展示とは少し離れた小部屋のようなところに安置されていました。迫力がありますね。実際のサイズ感は、中型犬と大型犬の中間くらいの大きさでした。以前ニホンオオカミの剥製を見た時も想像より小さいサイズ感だなと感じたので、この頭骨もニホンオオカミのもので間違いなさそうです。掲示されているボードの説明によりますと、こちらの頭骨は子供の夜泣きや憑き物落としの際に使われたようで、呪術的な役割を持っていたそうです。儀式の一環で歯を煎じて飲むこともあったため、前歯が何本か抜けているんだとか…。回り込んで見てみると、確かに前歯がほとんどなくなっていて、なんだか痛々しいです😭狼信仰に関連する貴重な資料を拝見することができて、非常に有意義な時間になりました。おまけですが、こちらの博物館に来る途中に関東のいづもさんこと「出雲大社相模分祠」にもお邪魔してきました。私は島根の出雲大社にも参拝したことがあるのですが、この本殿のつくりや神社の雰囲気が出雲大社に似ているところがあって、嬉しい気持ちになりました。境内は七五三のお参りをしている家族で溢れていて、とてもおめでたい空気に満ちていました。この先も子供達が安心して生きていける世の中になればいいなと思っております。