その他適当な雑感書きます。

まず視察で思ったのが英語力は大事。その一方で中・高・大と信じられない時間をに英語学習についやしといてこのレベル。英語出張はいつも大変だった。

こんな指導要領を何十年続けてきて文科省は何も思わないのだろうか。どこの国でも2日か国語程度はしゃべる。行政の関係者としてもほんとに申し訳ないと思う。

国政で色々やっているが、まずここを何とかしてほしい。結局外で使えない英語に意味はない。この英語教育に様々な人的・物的資源が投入されて成果0では話にならない。

ただ受験制度を変えなければどうにもならない。親も子供も受験に向かって学習を組み立てるから。

いっそのこと英語を受験からはずして、地方自治体がプラスアルファの教養として授業時間に使えるようにしてもらった方が絶対成果でると思う。

それかトーキング全振りの受験制度。

何十年馬鹿なことを続けてきてるので、思い切ったことをしないと変わらない。

 

(その他)

トラム

街中のいたるところに路面電車が走っている。メルボルン市内は概ね無料。無料期間以外は下記Miki カードが必要。セブンイレブンで売ってて、チャージして渡してくれた。トラムは道路のど真ん中を通るため、車の渋滞が頻繁におきている。ただ市民の足として多数の人が利用しており、なくてはならない交通インフラになっている。地下に潜らなくていいのでほんとに気軽に乗れる。渋滞の問題はあるが、いいなーと思う。

 



 

シェアサイクル等

LIMEとNEURONがサービス提供しており、街中のいたるところに両社の電動自転車や電動キックボードがある。アプリをダウンロードしクレジット決済で使用可能。利用時間に応じて課金され、基本的にはどこででも乗り捨て可能。

しかも歩行者の多いエリアにくると自動で速度制限がかかり、とばせなくなる。

電動自転車もむちゃくちゃ早いし、キックボードはほんと便利。ただ自転車と一緒だとは思うけど、人と接触するリスクはどうしてもあると思う。

このどこでも乗り捨て可能というのが最高。ただ日本だと難しい。倒れたらしたらすぐ責任問題になりそう。もし日本でできたらラストワンマイルの問題なんかすぐ解決するのにと思ってしまう。

何とか大阪市独自でいいので、全ての歩道に置く権利を包括的に認めたりできないだろうか。

 

IR

クラウンカジノが都市の中心部にあり、飲食・ホテル等様々なものが併設されている。隣には大規模コンベンションセンターがある。入場には何の制限もなく、ドレスコードもかなり緩い。最低2.5豪ドルからベット可能。感覚的には日本のパチンコと変わらない。

 

公園

やっぱりいいなー、芝生が多くて広々。都市計画の段階で大量の緑を確保するようにしていると言っていた。欧米はシカゴ、ニューヨーク、イギリス・イタリア・オーストリア・チェコとか色々行ったけど、どこも緑は多いし公園は広い。日本にも欲しいなー

ただ遊具はあまりなかったし、面白味がちょっと足りないかな。ここはロンドンの圧勝。日本の方がまだ多い感じ。

 

樹木

山ほど立ってる。剪定はあまりされてないような気がする。建物にかかってもおかましなし。日本だとクレームの嵐だろうな。でも都市の景観には樹木は絶対大事。

 

 

ヤラ川

街はヤラ川を囲むように作られており、ほぼ淀川と一緒。あまり台風とかが少ないようで、水面が非常に近い。都市の河川って景観的にも憩い的にもほんと大事だと思う。

 

物価

日本よりまあまあ高い。時給も3000円はいくとのこと。

これでは日本の労働力が外に出てもしかたない。


建物

どの建物もほんとおしゃれ。建築物の許可の段階で委員会でデザインへの注文が入るとのこと。街の景観へのこだわりがすごい。下記は公立病院なんだが、曲線使いまくり。



医療

公立病院は無料だが無茶苦茶混むとのこと。イギリスもそうだったかな。金持ちはプライベート保険に入って私立病院に行く。

日本の皆保険に私立病院を組み込んでいるのは、平等である一方で非効率な部分もある。

日本のやり方が常に正しいと思わず、色んなやり方を検討すべきだと思う。



カフェ

 どこもイタリア系移民が多く、カフェ文化が深い。ホテルのアイスラテもめっちゃ美味しかった。現地民に言わすと地元のカフェが美味しいので、スタバなんか誰も飲まないと。私は結構好きなんだけどなー。スタバが攻め落とせなかった街だと誇りを持ってるようです。


なんか日本ってもったいないなと思う。これだけポテンシャルがあるのに、やり方がよくなくて何か窮屈で不便で非効率。全部行政の責任だと思う。