いつも外れの多いWOWOW ドラマの中で、この作品は久々の個人的ヒット作!

子育てしてるママパパにはもちろん、してない方々もきっと心を揺さぶられるであろう良作でした。

 

生後8ヶ月の娘をお風呂の湯船に落として虐待死させた母親の裁判に、柴崎コウ演じる3歳の娘を持つ主人公・りさこが、補充裁判員として参加し、加害者の母親の当時の状況や動機などを紐解いていく裁判が進むにつれて、加害者に自分を重ね合わせていく...

というストーリー展開。


この水野美紀演じる加害者の母親と主人公が、結構共通点が多くて。


・妻の気持ちを慮らず世間体ばかり気にして、オマケにモラハラ、さらに元カノに妻の相談をしちゃう夫。

・自分の普通の基準に当てはめようとしまくる口うるさい実母と姑。

・共感し合えるママ友(や友達?)いない


こういった状況下で、知らぬ間にどんどんストレスが溜まっていってしまう訳ですね。


特に主人公の夫の発言や行動がひどい!!

「他の人にとって普通にできることができないってことは、きみが普通じゃないってことなんじゃないの?」

とか、娘のあざを見て

「俺の見てないところで虐待してるんじゃないのか?」

とか、、

いよいよ精神的にかなり参ってきた主人公を騙して精神病院に連れてったりとか。

あと、元カノに妻の相談は、個人的には一番参るな〜と思った。


主人公の実母や姑も、娘がまだ赤ちゃんの頃に他の子に比べて小さいんじゃないかとか、母乳で育てないと頭が悪くなるからミルクはやめたほうがいいだとか言ったりして。


夫や実母、姑の発言で、自分が普通じゃないんだ、おかしいんだってじわじわ思い知らされていくのは、かなりのストレス。発散するところもなくて、そして娘にあたってしまう...


子育てはいろいろな制度を使って、色々な人に頼ってするべきだってよく言うけど、このドラマを見てその理由を実感した。

自分の子供が普通じゃないのかも?って思ったり、自分の子育てがちゃんとできているのか不安に思ったりしたときは、外の人に話を聞いてもらって、共感してもらったりするのが、心が軽くなる一番の方法!

いつも同じママ友グループで付き合ってたりすると、共感し合えるママ友と出会えなかったりもするから、できるだけ色々な人と話せたほうがいいんだろうなーとも。


最終回、りさこの妄想だけど、りさこと加害者が

「夜泣きするー?」

「するするー!うち酷くてー」

って笑いながら話し合って共感し合ってる場面、はすごい泣けた。。

そうそう、こうやって同じ悩みの人がいるんだーって思うだけで、救われるし頑張ろうって気持ちになるんだよね。



主人公のほかにも、子供がほしいのにできないバリキャリ女性だとか、妻に22時まで帰ってくんなと言われて浮気しちゃう気弱そうな男性とか、共働きがうまくいかない裁判官の女性とか、色々な悩みを抱えた人の話がサブストーリーとして出てきて、見応え抜群。


皆さん共通してるように思えたのは、「普通」に縛られてるってこと。


私も夫から「普通はこうじゃないの?」って言われること結構あるけど、その度に、それって本当に普通なの!?自分がそう思いこんでるだけじゃないの?とムカッときちゃう。

けど、そんな私も子育て中は普通を気にしてしまうことも多くて。

縛られないってむずかしいな〜だからこそ、いろいろな人の考えを聞くのが大事なんだろうな。


つまらん話を長々と書いてしまった!!!!ガーンガーン

色々な考えが頭を巡らせるほど、良いドラマだったということで。←締められてない


おわり