ドセタキセル20回目 最後の投与 | たかみちの膀胱癌・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌低下症記録

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H24.5膀胱癌で膀胱摘出,ウロストマ,H27.6尿管再発,閉塞、両側腎瘻,H27.8尿管一部摘出手術,腎瘻廃止,ストマに戻るもリンパ節に再発,抗ガン剤治療GC.MVAC.キイトルーダ,ドセタキセル.バベンチオ.パドセブ実施.R5.4.4再発リンパ節摘出手術も再発.ドセタキセル実施中.ゴルフが趣味

今日は午後からドセタキセル。

採血、予診、診察と順調に進んで、血液検査も問題なく、無事投与です。

タイトルに、最後の と書きました。

先日内分泌の診察のためにまとめた治療でドセタキセルも一年になりました。

しかし、むくみと手足の痺れの副作用が酷くて、運動機能が非常に低下しています。

階段が一段おきに上がれません。

椅子の上にも腕のサポートないと上がれません。


そこで、薬を変えて、GC療法をすることにしました。

今日の診察で主治医に相談しました。

GCに変えることについては、私は長く治療していて、レジメンもない。

治療を止める根拠も、別の治療を行う根拠もないとのことで、要は私の好きなことしていいという趣旨でした。

一応、来週MRIがあり、その結果も見て治療の予定を決めることになりました。


過去の私の使った薬、一番後に尾を引かなかったのは、GCでした。

治療中は入院しなければならず、体力もすごく低下

するので、もうやめたいくらいでしたが、終われば後に残る副作用は、体力低下だけでした。


次のキイトルーダは副作用的には最高でしたが、最後に下垂体前葉機能低下の難病というおまけがついてきてしまいました。


バベンチオもキイトルーダと同類だと思います。

私はキイトルーダが効果無くなってから使ったのでバベンチオは効かなかったです。


パドセブは強い薬でした。

しかし、最もQOLに影響したのは、強い皮膚障害です。

真皮の上に、普通の人は1.2mmの表皮があり、体を守っていますが、その表皮がサランラップ程度の薄さになっていて、少しの衝撃で破れる。

このケアも大変で、テープの類いを皮膚には貼れません。

考えただけで日常生活大変です。

他にも手足の痺れなども大変でした。


最後に今のドセタキセル、脱毛効果は抜群ですね。

最も辛いのは、手足の痺れ、むくみ。

運動機能障害として強くなりすぎたので、変えてみようかと思ったところです。


どの薬も一年以上使っての結果。

一つの薬を長く使うのは良くないとも思っています。

効いていても、一年たたずに、できれば半年ごとくらいにどんどん変えていれば、重篤な副作用に襲われずに、何とかもつ気がします。

治療中は効いている薬にすがりたい気持ちが一番ですが、今はいくつかの薬があるので、こういう治療スケジュールもいいのではないかと思います。

もう、9年もフルに抗がん剤をやっての所見です。

積極的にこういう治療が自分で選択してできるといいですね。