2012.5.10〜31 手術前後の一般血液性状 | たかみちの膀胱癌・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌低下症記録

たかみちの膀胱癌・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)分泌低下症記録

H24.5膀胱癌で膀胱摘出,ウロストマ,H27.6尿管再発,閉塞、両側腎瘻,H27.8尿管一部摘出手術,腎瘻廃止,ストマに戻るもリンパ節に再発,抗ガン剤治療GC.MVAC.キイトルーダ,ドセタキセル.バベンチオ.パドセブ実施.R5.4.4再発リンパ節摘出手術も再発.ドセタキセル実施中.ゴルフが趣味

 手術前後の血液データを記載します。データは順番に

 項目(正常値の範囲)・5/10・5/17・5/22・5/23(手術後のICU)・5/24・5/25・5/28・5/31の順です。

 -は検査なし。赤は高値、青は低値、紫は手術直後です。


TP(6.5-8.2)    ・6.7・-・6.3・4.2・5.0・5.0・6.1・6.1

Alb(3.5-5.8)    ・4.0・-・3.6・2.3・2.5・2.5・3.0・2.9

A/G(1.10-1.70)  ・1.48・-・1.33・1.211.00・1.00・0.97・0.91

T-BIL(0.2-1.0)   ・0.34・-・0.48・0.901.15・0.88・0.53・0.36

尿素窒素(8.0-20.0) ・22.6・-・17.3・11.5・13.0・12.1・12.9・17.8

クレアチニン(0.6-1.1) ・1.29・-・1.16・1.16・1.41・1.24・1.08・1.17

ALP(115-359)   ・216・-・165・107・132・141・188・181

AST(13-33)    ・17・-・23・17・21・18・19・15

ALT(8-42)     ・25・-・28・18・20・18・21・20

LDH(119-229)   ・140・-・144・111・158・144・170・146

Na(135-147)    ・139・-・144・143・143・142・143・141

K(3.5-5.0)      ・4.5・-・4.2・3.4・3.5・3.5・3.9・4.4

Cl(98-108)     ・100・-・106・112・107・102・101・102

白血球数(3800-8500) ・5410・4480・4700・10500・8330・8990・7470・8920

赤血球数(410-530)   ・334・345・371292308・316・359・355

血色素量(14-18)     ・10.5・11.1・11.39.39.7・9.9・11.2・10.8

Ht(43-52)          ・30.7・32.8・35.928.329.6・31.0・34.8・34.2

血小板数(12-37)     ・34.6・41.9・41.535.6・30.4・29.7・39.4・48.4


 栄養系(TP、Alb)及び赤血球系は抗がん剤2回の影響で手術前からすでに低く、手術後はもっと下がります。

 白血球数はさすがに手術でガーンと跳ね上がりました。

 クレアチニンは腎臓の機能の指標ですが、これも抗がん剤の影響も含めて高い(悪い)値です。


 このほかにもいろいろな項目を行っていますが、「CRP」という炎症反応の指標を手術当日と翌日に検査し、0.39、8.9(正常値は0-0.03)とやはり高くなっています。このCRPが退院後の高熱時にすごく高くなりました。

その詳細は後日。