続きです。
私の異変に焦った上司は
「私がいると落ち着かないよね」と言って打合せスペースから退室しました
私はその時は自分の感情がどう動いているのかもわからず
呼吸と涙を落ち着かせることで精一杯でした
あんな人の言葉に傷ついてたまるもんか
動揺するな
聞き流せ!
そう思っていても止まりません
やばい……このままずっとここにもいられないし
かと言って今ここを出たらヤバい状態だし……
そしてチャットで同じ部署の同期に連絡をとりました
同期は急いで駆けつけてくれました
私の状態を見てすごく驚き
「大丈夫だよ、大丈夫大丈夫」
「あの人になにか言われたんだね?何言われた?」
と話を聞いてくれました![]()
因みに同期もずっとその上司のパワハラちっくな言動に悩んでいて
お互いに相談し合っているのです![]()
私の話を聞いた同期は
「私ちょっとあいつ呼んでくる!
いかに酷いことを言っているか、もう全部言ってやろうかな」
と怒りまくってました
でもこの時私は
自分がなぜこんな状態になったか分からなかったのです![]()
だから、上司に伝えるにも伝えられないなと思いました
変に「ちょっと厳しいことを言ったら被害者ぶられた」みたいに思われても嫌でした
とりあえず私は、その同期の協力も得て
なんとか職場をとびたせたのでした![]()
そして職場の近くの公園でボーーーっとしていました
その時に分かってきたのです
なぜ自分があんな状態になってしまったのか
それは仕事が大変だからじゃない
高いクオリティを求められて追い詰められたからでもない
私のモラルを、理念を、アイデンティティを、価値観を否定されたからだ
復職してからこれまで
本当に酷い環境だったと思います
それでも文句は言わなかった
だってプロだもん、私
でもやっぱりそうなると
調べる時間はどうしてもかかってしまう
だからまだまだ小さい子供がいるけど
深夜残業までやむなしとして知見やノウハウを吸収しようと励んできた
今回の数字を出すのもそう
担当としてすぐに対応できないことは、情けないこと
引継ぎがないとか、過去の資料がないとか嘆いている暇があるなら
調べて進めるしかない
そう思って、上司のオーダーを叶えようと夜中まで確認した
それを、上司は
自分が出したオーダーを忘れたのかなんだか知らないけれど
「誠実な仕事ではない」
と言った
ちがう
私は誰よりも仕事に対して、一緒に働く仲間に対して誠実であることを大切にしている
私の「誠実であること」の根底にあるものは「敬意」
だって人にはそれぞれ事情があるでしょう
考えもあるでしょう
仕事にはそれぞれ背景があるでしょう
それを私一人の物差しで測って、あーだこーだ言って良いものではない
だから上司の無茶振りに対しても
正面から向き合った
そして担当として最適な結論を出した
それでも「誠実な仕事ではない」…?
じゃああなたにとっての「誠実」ってなに?
自分がその時欲しい答えを出す仕事が誠実?
それがたとえ昨日自分が言ったことと違っていたとしても?
そしてそれができなかったら
その理由も、その人の事情も一切想像せずに
「誠実な仕事ではない」と言っていいの?
その対応こそ「誠実」なの?
だとしたら、あなたの言う「誠実」ってなに??
こんな気持ちが、あの瞬間一気に押し寄せてしまったんですね![]()
それでもう我慢できなくなったんでしょう
ちょうどお昼休みも被ったので
さっき助けてくれた同期とランチをしながら今の気持ちを伝えました
「もう今日は帰っても良いと思うよ」
と言ってもらいました
でもそれをするのも、なんかそれもまた私は微妙気持ちで![]()
私は、あの上司のために家族との時間を犠牲にして仕事をしているわけではないんです
自分の価値観に沿って働いているんです
なのに、あの上司の言葉に傷ついて途中で帰ってしまったら
まるで前者のような仕事になってしまうな…と思ってしまいました![]()
ので
午後は何食わぬ顔で職場に戻り
しっかり働きました
そして私が帰ろうとした時
上司に呼び止められました
「〇〇さん(私)、今日はすみませんでした」
と謝られました
私は目も合わせずに
「いえ、もう大丈夫です」
とだけ答えて、その日の仕事を終えました
普段の自分ならこんな態度は取らないけれど
もうとっても許せなかったんです
私、自分で驚くくらい怒っていたんです
