あぁ、やっと引っ越しが終わりました。

郊外の家と、区内の家との、2拠点分の引っ越しを一度に済ませ、もうクタクタです。

段ボールおよそ90箱分！！

絶賛イヤイヤ期の子供がいるのに、我ながらよく頑張ったものです（ほとんど夫がやりましたが）

今年で夫と結婚して6年目になります。

新婚生活を送り、息子の出生地になった思い出深い場所から、なぜ引っ越すのか。

理由は3つありまして…

1.子供が産まれたことで手狭になった

これまでのマンションは、60平米あるかないかの広さです。

夫婦ふたりなら十分ですし、親子三人で住めないことはないのですが、リビングはおもちゃ部屋と化し、ベッドルームも3人だと窮屈な感じがしてきました。そして、何よりも、夫が在宅で仕事ができない！場所がないのでダイニングテーブルで仕事をしています。息子が保育園に行っている間はいいのですが、夕方帰ってきてからは、パパ〜とまとわりついてくるので、仕事になりません。なので、狭いスペースでいいから仕事できる個室が必要でした。

2.息子の教育環境を見据えて

息子はいま2歳。満3歳でプレ幼稚園に通わせることを考えています。

我が家は、モンテッソーリ教育を取り入れている園を希望しているため、場所が限定されます。息子の通園も楽で、夫の通勤にも便利な立地を探していました。

3.住宅環境をレベルアップしたかった

お互い40過ぎての初婚で、人より長過ぎる独身生活を送ってきた私たち夫婦。共通する価値観は、「モノより想い出」。

旅行には、できる範囲でお金を使いますが、日用品や衣類、家具は必要最低限でそれほどこだわりがなく、無頓着です。なので、新婚から今まで、学生部屋の延長のような住まいで生活していました。でも、子供も生まれたし、よりよい住まいで暮らしたい。そんな欲がでてきたのです（遅っ！）

今まで使っていた家具や、10年選手のテレビや冷蔵庫は、勿体無いので郊外の家で使い、住む家にはひととおり新しいものを買い揃えることにしました。

40台後半にして、大きく変わった生活環境。

子供も2歳になりました。

いろんなことが人より何周も遅れてのスタートかもしれないけれど、まさにここからが私の人生の折り返し地点。

この先10年は、育児、介護、自分の更年期のトリプルパンチで、おそらく試練の連続になると思います。でも、あれこれ先回りして思い悩むのではなく、来たものを受け止める覚悟が必要だと思うのです。そして、そう思えるのは、自分が高齢出産を果たしたからだこそ。人生の経験値を糧に、周回遅れのハンデもアドバンテージに変えて、乗り越えていこうじゃないか！やってやるとも！

ひとり段ボールだらけの部屋で赤ワインをグイッと飲みながら、目に見えぬ何かにメラメラと闘志を燃やしています

【暮らし】結婚6年目、引っ越しを決めた理由