続きです。
住まいが決まり今度は学校の編入手続きです。
娘は現在11歳で、アメリカの制度だと
Grade 6 となります。
アメリカではGrade 6から8が中学生
というのが一般的
だと思っていました。
でも面白いのが、この区切りが学区によって
違うということ。
娘の通う学区だとGrade 6まで小学校、
Grade 7-8が中学校です。
学区によっては Grade 5から中学校 という
ところもあるらしいです。
転校したら混乱しないかなと心配になりますが
どんな感じなんでしょうね。
編入手続きはまず学区を担当する
School District(教育委員会的なところ?)の
ウェブサイトをチェック。
オンラインでフォームを提出し、必要書類を
メール送付するという段取りでした。
必要書類は
1)身分証明(パスポート写真など)
2)予防接種履歴
(州の指定する専用フォームに記入されたもの)
3)ツベルクリン反応結果
(アメリカの医師の診断が必要)
4)住所証明
(ローンまたは賃貸契約書、
光熱費の請求書など住所と氏名が明記された書類)
5)前の学校の成績表
でした。
このうち2)と3)については、日系の病院を
予約し、必要な予防接種を打ってもらい、
ツベルクリン反応の検査をお願いしました。
母子手帳を持参し履歴を専用フォームに
記入してもらいます。
娘の場合3カ国でそれぞれ予防接種を
打っていたので、追加の接種は要らないかなと
思いきや、いくつか必須なものがあり
すぐに打ってもらいました。
ツベルクリン反応は3日後までに反応を
診て診断が必要なので再度病院へ
行きます。
その時についでに任意の予防接種も
まとめて追加で打ってもらいました。
注射ばかり打たれて大変です。
ツベルクリン反応は陰性でしたので
その旨専用フォームに記入します。
どちらも州や郡の専用フォームが
必要で、なおかつアメリカの医師のサインが
必要なので、とりあえず渡航後に
予防接種は打てるので日本で慌てて
打つ必要はないかと思います。
(渡航後に結局病院には行かないといけないので)
4)については賃貸契約書はあれど、
引越し前で光熱費も発生していないので
その点はメールで相談しました。
すると、
光熱費の契約の時に先方からメールか何か
住所と氏名がついたものを送ってもらえたら
それを住居証明とみなしてくれるという
お返事を頂けたのでそれを後日提出しました。
今回家族全員で渡航しているので、
よくある
ご主人が先に赴任し生活基盤を整えて
家族が後に帯同、というパターンが
できないので、とりあえずはダメもとで
不足書類については事情を説明し
対応してもらいました。
おそらく正式な書類が揃うのを待っていたら
病院もかかれない(保険に契約はしているが
番号はまだわからない)ですし、編入手続きも
更に遅れてしまいます。
保険については保険会社の名前と契約形態は
わかるのでそれで診察を依頼、後日番号を伝える
ということにしてもらいました。
娘自身どう思っていたかは分かりませんが、
年末にこちらに来て、学校は年明け3日から
始まっている所が多く、私としては
できるだけ早く学校に編入させたいと
思っていたので
色々ダメもとで掛け合ってみました。
(進級に必要な出席日数とかも気になりますし)
これまでの経験から海外の事務手続きは
時間がかかりそうだと思っていましたが、
先の書類をなんとか揃えて提出したところ
なんとすぐにSchool Districtからメールが
あり、早速手続きした翌週から
学区の小学校に通学できるとのこと。
あれよあれよと話が進み、小学校からも
ウェルカムレターが送られてきて
予想以上に早く学校に入れることに
なりました。
担当の方がとにかく仕事が早く、
書類提出の際も事前に質問メールを
したらすぐにお返事が来たりと、
その方のお陰でスムーズに話が
進みました。
というわけで、
娘も新生活、私も新たな試練!
の始まりです。