最終日の朝。せっかくパリにいるのだからカフェに行かなくっちゃ!とお散歩がてらホテル近くのカフェへ。

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タルティーヌ(バゲットを縦割りしたものにバターを塗ったもの)にカフェクレーム(カフェオレ)

まだまだ寒いパリの朝。カフェクレームで身体を温めたあと、ホテル周辺をぷらっと散歩しようとてくてく歩いていました。
どこを歩いても絵になるパリ。清々しい気分で歩いていたら、あれ?ここどこ?
そうなんです。パリの街は放射線状に街が広がっていて、一ブロックくるっと廻ろうとしたらいつの間にか2、3ブロック分歩いていたりしていて、地図で確認するとメトロでも2、3駅駅離れたところまできていました。今回の旅で一番冷や~っとしました。
幸いメトロの回数券も持っていたので心を落ち着けてメトロで無事にホテルまで戻りました。長い長い朝の散歩になりました。

さて、ホテルに戻りパッキングしチェックアウト。荷物をホテルに預けて町に繰り出します。
日曜日のパリはお店がお休みのところが多いのですが、マレ地区やシャンゼリゼは比較的開いてるお店が多いらしいので、まずはマレ地区へ。
と思いメトロに乗ってる途中で、そういえば途中駅のConcordeにあるオランジュリー美術館は第一日曜日は入場無料だったと思い出し、途中下車して見に行きました。
ここはモネの睡蓮が展示されています。中は撮影禁止だったので写真はありませんが、美術に疎い私もモネの睡蓮は一度見てみたいと思っていたのでラッキーでした。
横長の大きなキャンバスがなんと二部屋にわたり展示されています。水面の風景が場所ごとに光と影のバランスで色合いが全く違うので、自分のお気に入りの部分を捜すと面白いとガイドブックに書いてあったので、私なりの好きな場所を見つけては楽しんでいました。

それからコンコルド広場などぶらっとしてメトロの駅に戻ろうとしたところ、ふと標識にRue Cambonの文字が。これはもしかしてあのカンボン通り?

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そうです。こちらカンボン通り、シャネル本店です。お休みだったので外観を写してみました。
素敵です。

そして寄り道を終えてマレ地区へむかいました。St.Paul駅で降ります。近くに週末ブロカント(蚤の市)をやってるらしく、ヴィラージュサンポールというところへ行きました。
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歴史ある建物が並ぶ通りを歩くとブロカントの案内を見つけました。中に入ると、リネンやレース、食器、洋服など様々なお店が並んでいました。
元々リネンやレースなど良いのがあればと思って歩みを進めていると、
出会ってしまいました。

そう。ショートブーツ、しかもシャネルの!

でも、古着の靴って、前の持ち主の履きぐせがついてるだろうし抵抗あるなー、、、でも気になる‼
履いてみました。。。なんとぴったりでした。。。
お店の方に何年くらい前のものか、どうやって仕入れたのか聞いてみると、「多分4、5年くらい前のものかなあ。お友達にシャネルのコレクターがいて彼女が履いてたものなんだけど、私はサイズが大きくて履けないからずっと持っていたものなの。」
お値段ももちろん許容範囲。ディスカウントをお願いしてみると10ユーロ値引きしてくれました。

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それがこちら。先日クリーニングに出して戻ってきました。
旅でのこんな素敵な出会いは大歓迎です^_^大事に履きたいと思います。

それから更にマレを散歩し、お昼ご飯はこちら。

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ファラフェルというお豆のコロッケや茄子を揚げたのをピタパンに挟んだもの。ヨーグルトソースがドバッとかかってすごいボリュームです。
これ一個でもう満腹。でもお肉が入っていないので胃にももたれません。

そういえばマレ地区のレペットは日曜日もオープンしていました!
もちろん私はもう買いませんけど(笑)

それからメトロでシャンゼリゼの方へ。凱旋門を見て帰ろうと思い地上に出ると、すごい人!
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実はこの日はパリマラソンが開催されていて、凱旋門をスタートし、主要名所を通るコースです。ちょうどマラソンが終わった頃らしく、へとへとになったマラソン選手たちが凱旋門付近に集まっていました。

その後はシャンゼリゼで夫やリー坊のお土産を買ったりして最後のお買い物(自分のばっかり買っていたので^^;)。

昼過ぎにホテルに戻り荷物をピックアップし行きに偉い目に遭ったエールフランスバスに乗ります。行きのことがあったので時間に余裕を持って乗りました。帰りはあっさり時間通りに。

帰りの便はアシアナ航空でソウル仁川空港まで行き、空港免税店でお買い物をして北京に戻るというルートです。

そういえば空港での手荷物検査でもひやりとしました。実は手荷物にモバイル編みで輪針をいれていたのですが、それがひっかかり空港職員の人たち(全員愛想悪い)が集まってごちゃごちゃ話し始め、私に「No」と一言。不服そうな顔で対抗した私に更にごにょごにょ話して、結局「OK」と。あまりルールもなく気まぐれで言ってそうな感じでした。もちろん北京の家から持ってきたものですが、でも確かに先も尖り気味だし(キャップはつけてます)誤解される可能性もあるので、今後気をつけようと思います。
そこまでして持ってきたのですが実際はあまり機内では編まず。。。

たった3泊5日なんですが、またまた記事が長くなってしまいました。まだまだ続きます!