先日作りかけをアップしていたシルバーラメのニット、完成しました。既に何度か着てみましたが、着心地は良く、皺にならない素材なのでなかなか気に入っています。
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デザインのアイデアはRavelryという編み物のサイトで無料公開されている編み図から取りました。全く同じデザインでなく、裾の二目ゴム編みや襟部分は糸と相談してアレンジしてみました。

前身ごろに入っている二つのラインがポイントです。

英語の編み図を見ながら初めて編みましたが、日本の編み図と根本的に表示方法が違うので面白かったです。
日本の場合は、記号的な編み図(デザインのアウトラインが図示され、編み図記号で編み方が指示されている。減らし目や引き返し編み部分も例えば「2-3-2(2段ごとに3目減らすことを2回繰り返すと解釈)」というように表示のルールを基に書かれている。)で表現します。

英文の場合、どなたかがすごく分かりやすい説明をされているのをどこかのサイトで見かけましたが、例えば編み方を電話越しに相手に説明するような感じの書き方で、例えば、「作り目を60目作って、裏メリヤス編み、次の段は○目編んで、二目一度して、・・・」みたいに編み方を実況中継するような感じの表示方法なのです。
記号ではなく、k=表編み、p=裏編み などと英語の頭文字を取って表現したりします。

今は辞書で調べつつ編み方解釈をしてから取り掛かる感じですが、もう少し慣れたら対応表みたいなのを作って、抵抗なく編み始められるようになりたいなと思います。

ところで、編み物と全然関係ない私的な話なのですが、私の父がこのところ具合が悪く、先日初めて大きな手術(開腹)をしました。
どうやら、大腸に憩室というものが出来て、しかも繰り返しできてしまうので(痛みはないらしいのですが出血したりするのでかなりやっかいな病気です)、今回腸の一部分を切除するという手術だったようです。(憩室自体は2年前くらいから憩室炎という炎症を起こしている状況でした)
大腸憩室炎という病気は、中高年の男性に多く、欧米ではかなりメジャーな病気とか。欧米式の食事などの影響で日本でも患者が増えているそうです。

私の身内は幸いあまり大病をする者がおらず、父も今まで糖尿病を抱えてはおりますがずっと元気だったので、今回の手術はかなり私も心配していました。
昨日無事手術を終え、今は一般病棟に移り、しばらく入院することになるようです。
タイミングよく明日からもともと帰国する予定だったので、早くお見舞いに行きたいと思います。
改めて、親ももう若くないし、自分ももう若くないんだなあと気付かされます。できるだけ長生きして、できるだけ健康でいて欲しいと思います。