金曜日の朝、夫のもとに、母方のおばあちゃんが亡くなったとの知らせが舞い込んで来ました。

夫はすぐに飛行機を手配し、翌日文字通り大阪に飛んで帰りました。月曜日朝にまた戻り出勤するそうです。私とリー坊はその間お留守番。私たちはもともと30日に帰国する予定だったので、初七日には間に合いそうです。

7月末に、初めてリー坊を見せに行った時も、寝たきりの状態でしたが、リー坊を見て、「もう少し頑張ってみようかな」と言ってくれていました。
あと1週間がんばってくれたら、もう一度顔見せできたのに、と思うと残念でなりません。
でも、いまごろ天国にいるおじいちゃんと十数年ぶりに会えて、安らかな時を過ごしていることと思います。

私自身も、結婚してからちょくちょくおばあちゃんの家におじゃましていて、とても元気な頃を知っていただけに、亡くなったという知らせを聞いた直後はあんまりピンと来ませんでしたが、昨晩ふと寝る前におばあちゃんのことを思い出しながら、ツーンとこみ上げてくるものがありました。

不思議なことですが、夫は当日の明け方なんとなく目が冴えて眠れなくなったと言っていたので、もしかしたらおばあちゃんがお別れに来ていたのかも???
大阪にいる義妹も、その夜金縛りにあったらしいです。偶然ではないですよね。

結婚して思ったのが、夫も義妹も、父方、母方双方のおじいちゃん、おばあちゃんをほんとに大事にしているなぁということ。敬老の日はもちろん、旅行に行ったら必ずお土産を持っていったりと、私自身というと、離れて暮らしているという口実に、敬老の日さえおざなりにしていたので、恥ずかしくなるほどです。今年は私も見習って、自身の祖父母に贈りました。

おばあちゃんが亡くなったという知らせを聞いて、何となく、「命のリレー」という言葉が頭に浮かびました。人の人生の終わりに、また新たな命が生まれ、バトンが受け継がれていく。まさしく、おばあちゃんからリー坊に渡されたような感じです。
これからは天国でリー坊の成長を温かく見守ってくれていると思います。安らかに、お眠りください。。。