マリコさんに連れてこられたのは駅からタクシーで少しだけ走った繁華街。
デパートも近く、アパレル関係の店も多数ある。
(あ、こんなショップいいな・・・)
学生時代、一度は洋服のデザイナーやショップ店員を夢見ていた。
アルバイトで少しだけかかわったこともある。
その中の一軒にマリコさんは入っていく。
「しゃ、社長!ど、どうした」
「ああ、店長はいるかしら」
「は、はい。ただいま!」
店員が大急ぎで奥へ駆けてゆく。
マリコさんが店内をゆっくりと見て回るのを後からついて行った。
「ジュン、今から店頭のマネキンを着せ替えてちょうだい。
あ、そこのアナタ。彼を手伝ってあげて」
「え、マリコさん・・・?」
「はい!承知しました!」
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お久しぶりで~す。
お元気にしていますか?
一連の報道のこともあってちょっとなりを潜めていました。
・・・今後このブログもどうしようか、悩みどころではありますが、
ひとまずお話の続きを書きたくなったので出てきました。