いわゆるふつうの恋人同士ではない。

 

 

それでも、どこにでもありふれたラブストーリーのように。

さみしくなったり、涙が出たり、ため息をつくことがあったとしても、

顔を見れば、二人でいれば、きっと優しい時間が流れるから。

 

 

 

「・・・今夜、行ってもいい?」

「うん。でも、オレが翔くんの家に行きたい。

バジル、枯れてないか心配」

「忘れてないんだ」

 

くすくすと笑う潤。

まだ少しだけ目が赤いけれど、笑う姿はいつもの潤。

 

「ふふふ。

やっぱりフレッシュバジルはおいしいから。大事に育てたい」

 

 

顔を見合わせて互いの距離を詰めたら、ゆっくりと唇が重なった。

 

 

「潤が、笑ってくれてると、俺もうれしい」

 

きょとんとした顔をして、それから恥ずかしそうに笑って、そしてそれからきれいな笑顔をほころばせて。

君が笑えるように。

 

 

 

それが、俺の願い。

(君の笑顔に、君の空に、虹がかかるといいな)

 

 

 

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お疲れ様でした~~~~~!

最後まで読んでいただいてありがとうございますっ!

 

 

潤誕2021年も無事にお祝いできました。

ひとえに!ひとえに!

企画をたててくださったゆうちゃんのおかげです!

(ずっとお休みしてましたからね、)

 

 

嵐がお休みに入って、

今までと変わらず、今まで以上にお仕事にいそしんでいるお三方を横目にみつつもやっぱりスイッチが入らない。

自分事も、家族ごともあって、すっかり読み手になっていましたが!

やっぱりお誕生日は祝いたい!

とのこのこ出てまいりました。

 

また、ちょこちょこ、書けたら遊びに来ていただけると嬉しいです(*^-^*)

(何とか誕生日当日に締めれそうです)

 

ではでは。