お久しぶりも潤翔です。

良かったらお付き合いください。

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オレとあなたの秘密1

 

 

Sside

 

口名の中からチーフを抜かれ、やっと口内の圧迫感がなくなった。

溺れるように、酸素を求めて性急な息継ぎを繰り返す。

皮膚と下着の間のねっとりとした液体が、気持ち悪い。

 

「・・・じゅ、はぁ、はぁ・・・・・・ん」

「翔くん」

 

まだ息継ぎを繰り返している俺にかまわず、潤が唇で塞ぐ。

 

(、い、き。でき・・・な・・・・・)

 

酸欠状態に落ちていくように、頭の中に霞がかかっていく。

押し返そうと両腕を持ち上げたいのに、まるで大きな力で押さえつけられているかのように、自分の意志で動かすことができなかった。

 

「・・・翔くん、好き。

大好きなんだよ。

ほんとうに、好きなんだよ」

 

唇を離した潤は、

 

そのきれいな瞳から涙が流れていた。