今朝、ラジオでショパンコンクールファイナルに、日本人ピアニスト二人が選出されていると聞き心躍った。既に反田さんの演奏は終わっていてネットで聴けるという事だったので、早速きいてみた。
聴き始めラジオで記者が、「素晴らしい演奏亅と言っていた事を先入観から排除しようとしてしまっている事を感じていた。しかし、彼の演奏が始まると、そんな意識は背中から抜けていった。力強いはずの出だしの中の丸い音色。TVなのでみえてしまう手のフォームは力みのないお手本そのものにみえる。鍵盤と指が一体に見える。いや、ピアノが指、彼が一つ。魅入って、ききいってたら、うん?これコンクール?
そう、まるでコンサートのような空気がかもでてる。演奏に余裕感を感じる。表情、指揮者をみるタイミングも審査の緊張感を超えてて、今のコンクールの出演者は皆そうなんだろうか?と思った。
やはり違う。反田さんの演奏から、今まで感じた事のないショパンの感動をもらいました。