インナーチャイルドカードを学ぶ意味(前編) 私にとってインナーチャイルドとは? | 地球のお母さんになりたい

地球のお母さんになりたい

地球に生まれ、地球に育まれ、地球に与えられ、いまここにいる私。いっぱい包んでもらったから、私は地球のおかあさんになりたい。
みんなのお母さんになりたい。

 

私の名刺には、こんな女の子がいます。

 

 

金丸みな子さん

が書いてくれた、

小さな私。

 

自然の中でのびのび。

川が大好きで、網持って小さな魚を追っかけまわしてました。

 

でも、こんなふうな私が思い出せて、

それが自分の幼いころだと思えるようになったのは、

実は50代目前のあたりで。

 

それまでは、私は、自分の小さいときは、

幸せではなかったと思い込んでいたのです。

 

思い出袋っていうのは、

どうも一定の量しかないのか、

印象的な思い出は、結構居座るんだよね。

 

私の思い出袋を支配してたのは、

小さい頃、いろんなことが怖かった私のこと。

お酒を飲んで、酔っ払って、

おじいちゃんやお母さんに暴力をふるった

お父さんのこと。

その怒鳴り声のこと。

お母さんも余裕がなくて、

私や妹に厳しく、お母さんが二階から降りてくると、

「怒られる!」と、びくびくしてたこと。

 

そんな思い出でいっぱいになってて、

生きててうれしい気持ちがみつからなかったの。

 

怖いこと、怒られたこと、嫌なこと。

私がスポットを当てている、

そういうことしか思い出せなかった。

 

それがだんだんに変わってきたのは、

自分が大人になって、

その頃の母や父がそんなふうにしか

生きられなかったことが、わかってきたあたりから。

 

9歳で別れた父に会いに行き、

晩年は妹と一緒に施設に通って、

自分なりにやれることはやったという思いになった。

 

そうしたら、どんどん出てきたんだ。

 

川が好きだったこと。

山の中が好きだったこと。

一人で自転車に乗って、冒険に出かけるのが

好きだったこと。

天文台のプラネタリウム。

遠浅の浜。

つくしとり。

石投げ。

ラジオ体操に行く道のグラジオラスの蜜の甘さ

 

思い出は広がる、広がる。

 

そしたら、自分の中の創造性が開いてきて、

絵を描きたくなったり、ものを作りたくなったり。

 

やりましたよー。

パステル画、パステル天使画、アクリル画、

オルゴナイトづくり。

 

今から8年くらい前ですか、次々にやりました。

 

そして、今度は声、歌。

 

やりたかったことが次々出てきて、

もう、楽しくって仕方がない。

 

まさに、インナーチャイルドそのもののエネルギーに

なっていったんです。

 

そうなるひとつのきっかけは、

やはり、インナーチャイルドカードとの出会いだと言えます。

 

少し長くなったので、

そのことは後編で。