昨日の夜の風の音。
すごかったです。
ここが日本ということを忘れるような。
去年、訪れたシャスタの冬を思いました。
雪と風でトラックが横転してました。
それくらい、激しい降りだったのですが、
昨夜は、それを思い出したりしていました。
風・・・一気に吹き飛ばしてしまう。
風は力。
そして、太陽。
太陽・・・ただ、分け隔てなく降り注ぐ。
旅人のコートを脱がすのに、
風は、とにかく強く強く吹く。
そうすると、旅人はさらにコートにえりをかきあわせ、
しっかりとコートをまとう。
太陽は、ただただ降り注ぐ。
そうすると、旅人はいつか、コートを脱ぐ。
旅人を人として、
コートをハートにまとった鎧だとしたら?
何がその人のために、
できることなのかと思う。
最近、リーディングをしていてもよく思う。
本当にその人にとって大切なことは?
それは、正しいカードの読み方でもなければ、
巧みなことばでもない。
この人がこうあればいいという、
自分のエゴからくるコントロールを捨てて、
ただ、相手をまるごと受け入れること。
その人の奥にある、本当のその人には、
何も問題はなくて、すべては完璧なんだと認めること。
その気持ちで、ただ、隣に座っていること。
その人が生きる方向は、その人にしかわからない。
自分が風となって、
その方向に向かわせるのではない。
ただ、見守って、その人が行く方向を
思い出すまで、
そばにいればいい。
大切なこと。
忘れてはいけないこと。
ついつい忘れてしまうこと。