感動して、読み終わった後は涙がとまらなかった。

横浜のホテルで一人で泣いた。
幸い、一人部屋だし。




サレンダーという言葉が気になった。

サレンダー
意味
Giving up(あきらめる)
Letting go(手放す)



筆者の刀根さんは、全身にがんが転移して、余命宣告され11ヶ月間ありとあらゆる代替治療などをして、どんどん悪化していく中、自分の中の悲しみと向き合い、許せなかった父親を許し、そんな自分を許し、前世の記憶をセラピストから教えてもらい、「魂の計画」に気づいたところから、数々の引き寄せが起こり、最終的には、アレセンサという分子標的薬が劇的に効き、20日間でがんが消滅した奇跡のストーリー。

その中で何度も出てくる「サレンダー」と言う言葉。


筆者の言いたかったサレンダーは決して「諦める」とか「逃げる」といった意味じゃない。

積極的にがんと向き合って闘ってきたが、最終的に闘うのではないと気づいたり、魂ががんを計画してて、その通りに事が進んでいると、スピリチュアルヒーラーのセッションで気づいたり、その中から大いなる存在に身を委ねることで、身も心も楽になっていった様子が、鮮明に描かれてる。 

文中より抜粋
 『僕が思うに、一番大きな違いは心の在り方じゃないだろうか。明け渡し(サレンダー)は自分を超えた存在に対する信頼がベースにあるので、基本的に気楽で安心している。自分よりもっと大きなものに身を任せている感覚が、安心感とリラックスと、自己肯定感を生み出している。

いわゆる「大船に乗ったつもり」という気持ちに近いかもしれない。

乗っている大船が〝大いなる存在〟なら、沈没する可能性はゼロだから、安心して乗っていられる。 

一方、諦めは「自分の力では太刀打ちできない」という自己否定感や、「こんなことになったのは他人のせいだ、社会のせいだ」という他者否定だったりして、大いなる生の流れを否定してしまう。自我(エゴ)の特徴である抵抗、執着、判断をしてしまう。

いろいろなところに引っかかって、生という川と一緒に流れていかない。ここが一番の違いだと思う。』


哲学的であり、死の狭間でギリギリで生きていた人の言葉は、心にグサグサ刺さった。

読み終わり大泣きして、しばらく眠れなくなり、お部屋のこの部分でずっと空を見ていた。


空と一体になった気持ちですごく気持ち良かった!月もチラチラ出てきてくれて、月光浴もできた。


その時ホテルの時計をみたら、22:22
すぐ写真撮った!間に合ったどー!!


あまり見ないエンジェルナンバーだったので、調べたらこう書いていた。

エンジェルナンバー【2222】は、奇跡のような出来事が起こり、持ち続けてきた望みが叶うことの前兆です。


私の卵巣がんもきっと良くなる。 
ただ、少し我慢することや、痛いこともあるかもしれないけど、これもすべて魂の計画。

私は卵巣がんの経験を経てきっと今までと違った人生を歩むのだと、そう確信した。  

それに気づかせてくれた刀根さんありがとうございます。

刀根さんはアメブロも書いてるので、気になる方はフォローを!(私も昨日フォローしました)