私がまだ小さかった頃、バスに乗ってきた人が、毛皮のマフラーを巻いていました。

それは顔までついているものでした。

それを見た私は、幼いながらにとっても可哀想に思い、悲しい気持ちと、平気で巻いていることに恐怖心も抱きました。

横にいた母に 「あれは殺された動物なの?」ときくと「そうだよ」と言っていました。

誰も何ともない顔をしていて、それでいいの?と思いました。

目を閉じたその動物は私には”殺された動物”としかうつりませんでした。




それでも世の人間は 何でもない顔をして動物の毛皮を身にまとっていました。

疑問に感じながらも周りにあまりに簡単に溢れていて、深く考えないようにしていたのかもしれない・・・・



フードの周りについている毛、

一時期流行ったラビットファーの帽子・・・


よくよく見れば私の持ち物にも。。。。

でも、こんなに安価で買ったから、まさか本物じゃーないよね!

なんて思っていました。


でも、毛皮製品を見るたび・触れるたび、心がすごく痛くて。。。

成人式で巻くファーも辛かった。



そして知った現実・・・・・!


棒で殴られたり、首を踏まれたりし、

尻尾を掴まれ、感電ショックを与えられたりし、

意識がある半分生きたままで剥がされる毛皮、、、



安価で手に入る毛皮には犬や猫の毛が使われているのです。。


毛皮を剥がすためだけに飼育している施設さえあります。



狭い金網の劣悪な環境の中で飼育され、

やっと外に出れたその時は 毛皮を剥がされて殺されるのです。



こんなに残酷なことがあっていいのでしょうか。。。。



私は今まで どこかで目を反らしてきたのです。

でもそれは 賛成していることと同じですね。。。




ということで、駅前にて毛皮反対の署名活動をしてきました!


おさんぽ日和。-120917_1312~02.jpg




おさんぽ日和。-120917_1312~01.jpg



このパネル、

「あなたに毛皮の残りを渡すのを忘れていました、受け取りください」

と毛皮を剥がされ血まみれになった動物を差し出しています。

インパクトありますね!


通行人も”え!”って感じで見ていました。


結構寄ってきてくれる方がいて、署名が集まりました。



参加されている方が、

署名してくれなくても、知ってもらうことが一番大事だから、とおっしゃていて、

なるほどと思いました。


確か私もホントの最初はこういった活動されている方のパネルとチラシでした。



そう気づいてから 

とにかく現状を知ってもらおう!耳にだけでもいれてもらおうと積極的に呼びかけました。



チラシも結構配布したので、

気づき何かしら動いてくれる人が増えたらいいな!





初めて&一人の参加でものすっっごい不安で、

正直いく直前も”やめようかな・・・うー


なんて思っていたのですが、みなさんとても親切にしてくださり、

ブログでお話した方や、デモにいらした方と会えてお話できて嬉しかったです^^




酷い人間ばかりの中で、

懸命にこういった活動に取り組まれている方々、とても素敵だと思いました。

私はまだまだなので、これからもっと頑張らなきゃ!


ただただ無力だと思っていたけれど、自分にはもっともーっとやれることがあるのだと実感しました!





毛皮反対の署名

※9月30日締め切りです


http://bit.ly/wCt9bT