そこに山があるから
3月になってリフトが、頂上まで動いていないこともあったが、
ボードを担いで、雪山を登り始めた。
泉ヶ岳スキー場は小さいが、それでも天辺までは小一時間かかる。
そう、小一時間、歩き続ければ頂上に着くのだ。
なぜ、そんなことをやるのかは考えずに、とにかく登った。
とにかく、登りたかった。
やり遂げたかった。
横をリフトが、追い抜かしていく。
リフトが切れたところで、ボーダーに声をかけられた。
一番上まで行くんですか?信じられない。
途中、アイスバーンになっていて、コケテ顔をぶつけた。
ボードを後ろ手に持っているので、手が出ない。
コケルとまともに顔を、ぶつける。
なぜか、顔で受けてしまう。
メガネが曇った。
後ろを見ると、僕の来た足跡が、転々と続いている。
遠くに海が、見える。
あの白いのは、船だろうか。
もう少しで頂上に着くところが、一番難所だ。
一番 急傾斜になっていて、
さらに、吹きっさらしでツルツルだ。
足をかけるところがない。
怖い。
コケルたら、下まで滑って行きそうだ。
日を受けて、氷がキラキラ光っている。
そこは、滑る。
鈍く光る、小さな引っ掛かり、を探しながら、
斜めに移動して、登りきった。
下を見ると、さっきのボーダーが、上り始めていた。
頂上に着いた。
大の字になって見た、空が青かった。
毎日、登っている。
なぜ、登るのか、理由はない。
特に、最後が、一番キツイ。
つらい。
けど、やめない。
登り詰めたら、きっと青い空が、待っている。
今日の作品は自分。
ミラノでの習作。
とくかく、何か作りたくて、深夜まで製作していた。
あの頃を思うと、今は、登る理由があるなあ。
TOEICに間に合った話、泣いてしまった。
感動した。
頑張ったんだ。
僕もやり続けよう。
今一番つらいけど、
そのうち、どっかに着くさ。
逆周りで2分8秒 ショートカットし過ぎ
今朝は、良い天気。
寒さも和らいで来た。
自転車で風を切っても、耳が痛くない。
タア君も、今日はスエット。
ジャンパーを着ていない。
寒いと、蕁麻疹が出るから、良かったね。
今日は結構、調子が良かった。
あったかかったからかな。
タイムはまあまあ。
だけど、最後のコーナーでショートカットし過ぎ。
あまりうるさく言わないことにしてるけど、
今日は、注意した。
ちょっと、近回りしすぎだよ。
楽しいこと その5.
メタセコイア。
化石として発見され、絶滅した化石木とされていた。
子供のころ、メタセコイアの大木を図鑑で見たことがある。
その名前が印象的だった。
それが、タア君と歩いている歩道の街路樹になっている。
なんだか、図鑑の中に入ったような気がした。
後ろを見ると、タア君もニヤニアしながら歩いている。
彼は彼で、夢想してる。
いい天気だ。
春だなあ。
今日の作品は、ローマの少年。
ギリシャ彫刻の模作。
イタリアで彫塑を始めた頃の習作。
粘土。
雨天中止
金曜日は起きたら、雨。
一雨ごとに春。
タア君はお休み。
楽しいことその4。
同じ時間に会う人。
僕とタア君とのユニットも、毎朝、
同じ時間、同じ場所、同じこと、を繰り返してる。
その横を、同じように走り抜けていく人がいる。
お下げの女性。
帽子を深くかぶっているので、顔は分からない。
アウトドアにかぶっていくような、深めの帽子。
ピンク系統でまとめている。
靴もカワイイ暖色系。
特徴は後ろ姿に揺れる、2本のお下げ。
その女性は、歩道で体操をしている僕ら, の横を走り抜ける。
そして、30分後、僕は自転車で、白百合の先の彼女を追い抜かす。
そこから、彼女はまた、30分かけて戻るのだろう。
一年前に見たときは、その軽装に似合わない走行時間にびっくりした。
長くは続かないんだろうと思った。
向うも、僕らを見て、そう思っていたかもしれない。
一年後、お互い、同じ場所で、同じこと、を繰り返している。
ほかにもきっと、見てる人がいるんだろうな。
なんとなく、繋がっている、いろんな人と。
今日の作品は、木製カヌー。
二人乗りの、シーカヤック。
下の写真は製作中のもの。
去年の五月の連休から作り始めて、7月中に完成。
三陸を漕ぎまくった。
6メートルあるが、軽い。
一人で積みおろしできる。
木目が気に入っている。


