現在、TPPに関する議論が国会では行われておりますが、

2011年2月に日米経済調和対話というものが行われていたようです。

その中身に驚きました。恐らく、今後、TPPの交渉内容になってくるであろう内容です。

以下のリンクをご覧ください。

http://japan2.usembassy.gov/j/p/tpj-20110304-70.html

米国大使館のページです。


推進論者の中には、「僕は自由貿易推進論者だから」という人が多いですが、

もはや関税をゼロにするという話しではありません。


電波の周波数

政府調達

著作権

郵政改革

共済保険

自動車の技術基準

国境を越えたM&A

医薬品

化粧品


などなど、多岐にわたっているものです。


これを「日本との協力関係の強化」、「日本とのさらなる調和」

と表現されていることに、

「ちょっと違うんじゃないか?」

と思います。


これでも日本人は、「しょうがない」とか、

安全保障で語ろうとするのでしょうか?

坂の上の雲 三巻
「外交」89ページ後半から。


対英交渉につき、伊藤博文は元老として正式に賛成はした。
しかしこの現実家は、〈日英同盟などできるものか。〉という気持ちがいぜんとしてぬけきれない。
(日本政府はともかく、この伊藤個人で対露交渉をしてみよう)
とひそかに決意した。
このあたりが、伊藤という男のおもしろさであったであろう。
ついでながら、政治におけるまるっきりの現実主義者は二流以下の政治家にすぎず、政治家というよりも商人であるにすぎない。
政治家がどのような理想をもっているかにおいて人物の本質がきまるのだが、しかし政治が現実からはなれて存在しない以上、理想の比重が重すぎる人物は、結局は、単なる願望者か、詩人か、それとも現状否定のヒステリー的な狂躁者になりがである。

伊藤は現実家ではあったが、しかし現実のみで政治の商いをする人物ではない証拠に、かれは幕末、攘夷思潮が長州過激派の「現実」であったとき、果敢に世界の現状を説いて四カ国艦隊との講和にふみきらせたし、明治十年代にあっては民権ぎらいの要人たちのなかにあってもっとも強力な立憲主義者であり、げんに憲法制定後、山県有朋のいやがる政党の組織者になった。
伊藤にあっては、理想と現実が、つねに調和していた。……

明日、15:30
日比谷公園集合で、TPPに反対するデモがあるそうです。
日比谷公園から霞が関を通り、国会までデモ行進し、反対する国会
議員も一緒にあるくそうです。13:30から有楽町周辺で街頭演
説も行うそうです。

... 私はAPECまでのTPP参加表明に反対します。
米国USTRのページをご覧ください。
http://www.ustr.gov/webfm_send
/3059

TPP農業と製造業との対比や、安全保障で語る方もいらっしゃい
ますが、
この文書では医薬品についての目標が書かれております。
また著作権に関連して、日本の再販制度も交渉テーブルに乗ると、
公正取引委員会に担当課長は民主党のPTで発言しておりました。
日本のTPPに対する具体的な目標、TPPで具体的に何を得たい
のかが推進論者の意見を聞いても明確ではありません。
安全保障で語る方は、議論の中身は間違っていないと思いますが、
TPPそのものの話ではないように思います。もう少し時間をかけ
て戦略を練る必要があるのではないでしょうか。ルールメーキング
論についても、すでにTPPの基本的なルールは明確にあり、カナ
ダはスタンスを明確にした途端、米国に拒否されており、日本のス
タンスを明確にする実質的なルールメーキングはできません。
TPPのメリットは大きなものだと思いますが、米韓FTAにある
毒素条項や国内の反発、米豪FTAによる豪州内の反発など、まだ
まだ推進論者の方々もまだまだ勉強しなければならない部分はある
のではないかと思います。

 相原史乃代議士と民主党本部国際局の方々のご厚情により、日中青少年訪中団として、中国に7日間行かせていただきました。


 さて、今回の訪中団は、2007年の安倍政権のときに、日中の青少年が交流を通じて互いの理解を深めることを目的として5年間相互交流を行うようになったもので、今年が最後の年になるそうです。


 7日の日程で、北京、鄭州、成都に行ってきました。


 総勢500人の訪中団で、初日には中国で一番有名なホテル「北京飯店」で、盛大な歓迎レセプションが行われ、日本から中野譲外務大臣政務官も出席されました。

 

 この訪中団の交流日程で、私が特に印象に残ったのは、


1.コミュニティー(自治会組織)の見学

2.最新農村モデル地区の見学

3.四川大学学生との懇談


でした。


1. コミュニティーは中国では「社区」と呼ばれ、我々は鄭州市内にある27区という社区に行きました。社区では、訪中団の到着とともに婦人会の方々が中国の踊りで出迎えてくださり、住民の方々も総出で予想以上の歓迎ぶりでした。


 社区には、社区の共産党書記も配置されており、自治会組織の中にも共産党の指導が浸透していることが分かりました。非常に素晴らしい住環境であり、住民の方々は生活に満足しているようでした。


2. 次に、鄭州市郊外の農村モデル地区を訪問しました。

 

 中国の農村というと、貧困に苦しんでいるというイメージがありましたが、ここでも住環境は素晴らしく、農村であることを感じませんでした。

 

 通訳で参加していた大学生のボランティアに聞くと、ここ数年は農村、農民への優遇政策がとられており、近年では、都市住民が農村戸籍を欲しがるくらいになっているとのこと。


 ボランティアの大学生も、吉林省出身で両親は農民で、自らも農村戸籍であるが、大学に入学したあと都市戸籍を取得できるチャンスがあったが、農村戸籍を選択したそうです。


 ただし、案内をしていただいた農村の共産党幹部が「月収は6500元くらいだが、自分たちは農作業をしていない」と説明していたので、私が「実際に農作業をしている人たちにはいくら支払っているのか、その人たちは月収どれくらいなのか」と聞いたところ、「1日50元、月収で1200元」と言っておりました。(1元≒約14~15円)


 あくまでも最新の農村モデル地区であり、中国農村の現状ではないとは言え、政府が農村対策に力を入れているということは分かりました。


3.終盤では、四川大学の学生と懇談をしました。


 学生3人と訪中団5人が一組になって、お互いの国に対する関心ごとを懇談しました。私は「日本やアメリカの民主体制が良いとは思わないのか?中国共産党の一党独裁体制で良いと思っているのか?」と、多少敏感な質問をしました。


 すると学生の一人が、「日本やアメリカの民主主義も経済的に発展したので良いシステムだと思う。でも、現在の中国も、これだけ多くの人口、国土を抱えて経済発展をしているので、成功している。だから良いシステムなのだと思う」と答えました。「日本は、総理大臣が何人も変わっている。それが良いとは思えない」とも言っておりました。


 その後、中国のメディアは中国共産党宣伝部の指導の下でしか報道の自由が保障されていないことや、中国の経済発展が鈍化したときには一党独裁体制はどうなるのかなど議論しました。


 話の内容よりも、自由闊達に自分の考えを明確に発言してきた学生に驚きと新鮮味を覚えました。


 私は10年前に上海の学生との交流で、同様の質問や議論をしたことがありますが、討論終了後、「先ほどの質問は微妙な問題がある」と注意されたことがあります。


 これまで中国人学生との中国国内での公式な懇談で、私が感じてきた、中国人学生の一面的な考えや共産党の指導による意見などではなく、様々な知識や経験を踏まえて自由に物事を考えている四川の大学生に、現代中国の若干の変化を感じ取ることができたような気がします。


以上が今回の訪中におけるトピックですが、7日間の間には様々な訪問先がありました。 

今回の訪中で、私ははじめて国が行う「国際交流事業」というものに触れました。

「国際交流事業」について、思うところが多々ありますが、地道に継続的に行ってこられた方々に敬意を感じつつ、私自身が国際交流に携われる機会があれば良いなぁと思っております。


 その国を訪問することは、個人旅行で何度でも行くことができますが、その国の人々と交流し、深く話しをすることは、 専門家や語学が堪能な人でない限り、恐らく国際交流事業でしかできないことだと思います。


 その意味において、上記の3箇所が、私にとって今回の訪中の大きな意義となりました。


TAKAのコラム-農村の住宅

TAKAのコラム-四川大学との交流

TAKAのコラム-先進地区の住宅

小沢一郎著『小沢主義―志を持て、日本人」をいつも仕事机の脇に置いて、時間があるとパラパラとめくっている、


東日本大震災が起こり、今こそリーダーが必要な時だと思い、日曜日に

改めて「小沢主義」をめくる。


小沢一郎曰く、「リーダー」とは、


「自分の目指すものを明確に掲げ、自分で決断し、自分の責任において実行できる人物である」



さらに優れたリーダーの資質として、五つのことを挙げている。


第一に挙げているのが、


「志」を持っているということだという。


第二に、


「自分自身の価値観をしっかりと持ち、他人の意見に惑わされることなく自分の頭で物事を判断できる」

ということである。


第三に、


「広い視野と先見性を持つこと」である。

つまり「活きた知識、情報を得た上で、現状にとらわれることなく、あるべき姿の未来の姿を描く能力が真のリーダーに求められる。


第四に、


「自分の言行に責任を持つ」ということである。最終責任を自分が引き受けるという覚悟を示し、自分の決断が間違っていれば、潔く立ち去るという姿勢を示すことではじめて、人々はその人物に権力を預けようと考える。

リーダーを目指すひとは、このことを決して忘れてはいけない。


最後に、


「歴史観を持て」ということ。

現在起きている出来事の本質を見抜き、どこに問題があり、どうすれば解決の道があるのかを知るには、自分の頭で考えるよりも、過去の歴史に学ぶほうがずっと具体的だし、、ヒントに満ちている。