みつおの職場の同僚ベイビーが乗ってきたバイクのエンジントラブル。
みつおの友達の弟の証言では平地の道でも走行中マフラーから少し白煙をはいていたようで、(バイクは2ストでなく4スト)持ち主なべのノーメンテがたたったエンジンブローと断定。たぶんエンジンオイル1回も交換していないんじゃないかね。。
運が良かったのか悪かったのか峠の登り初めだったので、そのまま惰性で下っていく。残りの3台もエンジンをかけず下りの勢いのみで来た道を下っていく。
ある程度大きな道に出たところでバイクを止め作戦会議。
エンジンがブローしていることは間違いなくさてどうするか。
今エンジンオイルがカラの状態ということは、これまでもほとんど入っていなかったことになる。そしてその状態で上り坂で負荷をかけたらエンジンが止まった。
うーん、ものは試しでエンジンオイルを入れてみるしかないよね。潤滑させて無理やりかけてやるしかないよねもう。
ということで近くにある(と思われる)ガソリンスタンドにオイルを買いに行くことに。
弟はベイビーの付き添いでその場に残り、みつおと2台で下の町に向けて下る。
5、6キロ下ったところでみつおが何かを見つけ止まり、こちらに向けて叫ぶ。「kmさーん、車屋だったら売っ
てくれるんじゃないんですかね?」と個人経営の車屋の看板を指さす。
「どうかね?あるとは思うけど1リッター単位で売ってくれるかね?」と自分。とりあえず行ってみようということで車屋へ。
舗装されていない敷地の入口脇にバイクを止めると、ちょうどその店の店主らしきツナギを着たおじさんが軽トラでやってきて「どーしたの?」と。
事情を説明すると一瞬困った顔をしたものの、おーいお茶のペットボトルを持ってきて これでいい?水切ってあるからと量り売り用のオイルタンクからオイルを注いでくれた(o゚▽゚)o
代金を払い、帰ろうとしたときに エンジンかかることを祈るよ!とおじさん。あたたかいね。
おーいお茶のペットボトルを自分のスクーターのメットインに放り込んで急いでベイビーたちのもとへ。
買ってきたぞーー!!
と現場に戻り、早速オイルを入れる。
入れづらかったようでバイクを倒し注ぐ(*^ワ^*)
0.5Lすべて注入しキックで始動を試みる。
ボボ
ボボボ
ボボボボ ぷす
なんかさっきよりいいんじゃない?かかるんじゃない??
ボボボ
ボボボ
ボボボボーーーーー
かかったーーーー!!! と同時に大量の白煙Σ(゚∀゚*)
完全にエンジンが逝ってしまってるようでアクセルを入れるとオイルの燃えた匂いとものすごい白煙。
でも動く!これ重要。
ベイビーの友人がバイクを運べる大きい車で来てくれるようで、友人の目印になるような場所に移動することに。
故障車を先頭に山を下ったのだが、かなりの量の白煙をくらい意識を失いそうになりながらもなんとか小川町駅に到着。エンジン壊れてても走っちゃうんだね、バイクのエンジンに関心。
ベイビーはここで友人を待ちそのまま帰宅するとのこと。
駅前のコンビニでベイビーと別れ、仕切り直し。
まだ12時前。3台で秩父に向け再出発!
つづく