女子が選ぶ
おじさんっぽい絵文字だと❓

これ使ってる人はおじさん確定‼️


当たってる❓

オールドメディアの情報操作ちゃうか❓


2位の😅は、女子ブログでは
ほとんど見ないかも…


ちなみに私はおじさんではなく
👴でおま。

シルバーシートに座るのは
ちょっと後ろめたさを感じる
微妙な年ごろじゃがの…
ウヒャヒャヒャヒャ❗
ゥ…(唾液が器官に入る)

ゴホオッ‼️
(入れ歯外れる)

アング…(入れ歯はめる)


ズズズズ…(茶をすする)

クチュクチュクチュ(口ゆすぐ)

ゴックン…(ゴックンする)


という事で…(遠い目)

今回は、あの名画じゃ…



人間の業
死を超越する愛
の物語でござる





監督
溝口健二
酒と女をこよなく愛する
映画界の永井荷風

撮影
宮川一夫

音楽
早坂文雄


ベニス国際映画祭銀獅子賞受賞
※雨月(季語)
中秋の名月が雨天で見えぬさま

語り
ピンキー爺さん



むか〜し、昔のことぢゃった。

羽柴秀吉様と柴田勝家様が戦をおっぱじめよっての…長浜の山であの賤ヶ岳の合戦が始まろうとしていた時じゃ。

長浜のご城下には、羽柴様の軍勢がぎょうさん集まって、そりゃ大賑わいぢゃった!

その噂を聞いた、焼き物を作って細々と生計を立ててた源十郎(森雅之)という男がの、弟の藤兵衛(小澤栄)と一緒に、長浜のご城下まで焼き物を売りに出たと思われよ。


それがまさかの大当たりでの…存外な高値で飛ぶように売れたんじゃ。


その夜の一家団欒は、まるで盆と正月が一緒に来たようじゃった。
「万事金だ!よーし、おっとちゃん、もっと働くぞ!」


焼けるだけ焼き物を作って、戦争景気に沸くご城下で売りさばいて、大儲けだ!ってなわけでの…あくる日は、兄弟力を合わせて焼き物作りに大忙しじゃよ。

源十郎は、目の色まで変わっておったな。

柴田の軍勢が明日にでも来るかもしれないと、村名主様から注意を受けていた妻の宮木(田中絹代)は、ろくろを回す手伝いをしながらも、人が変わったような源十郎が心配で仕方なかった。





弟の藤兵衛は藤兵衛で、儲けた金で具足と槍を買って、羽柴勢の家来に取り立てて貰おうという魂胆があったんじゃ。
妻のお浜(水戸光子)は、猛反対しておったがの。





その夜ぢゃ!

柴田の軍勢が村を襲い、略奪放題しおった!

勝手に食料や家財を持ち出すだけじゃない。

逃げ遅れた男たちは人足としてかっさらわれ、女は兵たちの慰みものぢゃよ!




じゃが、幸いにして釜にくべた焼き物は無事じゃった。

あとから思えば、これが良かったのか悪かったのか…この時の源十郎兄弟は、欲に目が眩んで魔が入り込む隙間だらけだったからのう。

人間、一旦暗黒面に落ちたら、火傷するまで目が覚めぬものじゃて…
ヒッヒッヒッヒッ!
(唾液が器官に入る)

ゴッホオ!(入れ歯外れる)





フガフガ、フガフガフガフガ、フガフガフガフガフガ……フガァ?


アング…(入れ歯はめる)

失敬、失敬、入れ歯をはめ忘れておったわい…近頃は、ちょいと脇に置いただけで、すぐ忘れおる。





長浜は柴田の軍勢が近づいているから危険が大きいという事で、わざわざ湖水を渡って、丹羽五郎左衛門様のご城下に入ったのじゃが、此処も、もの凄い賑わいで大当たりぢゃった!






「飯碗と皿と、この壺もお願いします。この山陰の朽木屋敷です。届けてくれますね」

源十郎は、お姫様を見るのが初めてだったらしい。

瞳孔全開で固まっておったわ。


その時、騎馬武者を先頭にした小隊が、目抜き通りを何やら慌ただしく駆け抜けての。

すわ、戦闘開始か!
弟の藤兵衛は、何かに取り憑かれたかの如く、素早く売上金を掴むと、走り出していた。

家来にしてもらう魂胆でな。

妻のお浜が止めようとして追いかけたのじゃが、人混みの中で見失ってしもうた。



戦となれば、ゴロツキみたいな輩も集まって来るものでな…途方に暮れていたお浜を、不良雑兵どもが取り囲んで、寂れたお寺の御堂に引き込み、手ごめじゃよ。

お浜は、悔し涙に泣き濡れながら、藤兵衛を恨んだわな。



妻がそんな事になってるとは露知らない藤兵衛は、持ち逃げした売り上げで、具足と槍を買って、丹波五郎左衛門様の家来に取り立ててもらったのじゃった。




一方、源十郎は、商売を終えて露店をたたみ、お姫様に買っていただいた焼き物をお屋敷まで届ける道々、ふと呉服屋に掛かっていた美しい着物が目にとまっての。


妻に買ってやったらどんなにか喜ぶだろうと、想像していた時じゃ。

まるで源十郎の思いを見透かして、その思いを断ち切らせるかのように、またあの二人が現れたのじゃ。

若狭姫(京マチ子)と、お付の薄気味悪い婆さんよ。




「案内がのうては、わかりますまいと思いましてな」








「ついておいでなさい」





溝口監督は、映画は絵巻物と言って、あまりクローズアップを使わん人じゃったが、このアップは効いたのう。

スクリーンいっぱいの若狭姫の微笑からは、頬をツンツンしたくなるような質感と、息づかいまで感じられて、まさにリアル狂女の面が如しだったよ。

わしは、鳥肌が立ったぞい。










「若狭様とお語りなさればよい。またと言わずこの折に、お契りなされたらよい」


婆さんは、配膳を終えると、いきなり直球かまして、ニタリと笑みを浮かべて部屋を出て行ってしもうた。


途端に、源十郎ににじり寄る若狭姫!



ビビりあがる源十郎は、若狭姫に飛びつかれて、きつく抱きしめられたら、あっという間に骨抜きよ。




侍女二人に支えられなければ、立ち上がれないありさまじゃった。






まあ、女は海とはよく言ったもんさね。

それからのというもの、若狭姫の海に溺れまくりの毎日じゃ。


「ああ、醍醐味だ!天国だあ!」




 

ややあって、此度の戦は柴田勢の敗走とあいなった。


里に残っていた妻の宮木は、腹をすかせて餓鬼道に落ちた落武者に、わずかな食べ物のために槍でひと突きにされてしもうた。

子供にひもじい思いをさせたくないと、抵抗したのがいけなかったのじゃ。

幼い子供は、宮木に背負われたまま、いつまでも泣いておったよ。






戦が終わって、藤兵衛は侍大将に昇格した。

敗走中に切腹して果てた敵の武将の首級を、自分が討ち取ったと大法螺吹いたのじゃ。



有頂天になった藤兵衛は、部下たちを連れて遊女屋で豪遊と洒落込んだ…

…のだがの、そこで遊女に身を落とした妻のお浜に再会するという、衝撃の運命が待っておったのじゃった。




極楽三昧の日々を送っていた源十郎は、以前見かけた美しい着物を若狭姫に贈ろうと、呉服屋に買いに来たのだが、手持ちの銭が足りなかったので、足りない銭は朽木屋敷まで取りに来てくれと言うと、呉服屋のおやじは、朽木屋敷と聞いて恐れおののき、金はいらないからとっとと帰ってくれと、奥に引っ込んでしまっての。

高価な着物が、どういう訳かタダで手に入ってしもうた。


土地の者では無い源十郎は、朽木屋敷の恐ろしさを知らなかったわけさね。



その帰り道じゃ…


「お待ちなさい」


すれ違った神官の爺さんが、声をかけてきて、お前の顔には死相が出ていると言いだしおった。


バカバカしい…と言って行こうとする源十郎じゃったが、神官の爺さんは、死霊に憑かれて取り殺される者を、みすみす見捨ててはおけんからと、お祓いを施すのじゃった。





「まあ、美しい!」

若狭姫は、源十郎から贈られた着物に大喜びじゃったが、源十郎の身体に触れようとしたとたん、悲鳴をあげて飛び退きおった!


神官の爺さんが施したお祓いが、効いたのぢゃ!


やはり、こやつらは死霊ぢゃった!



「お許しください…お許しください」

源十郎は、あまりの恐ろしさに面を上げられんがな。

















源十郎様!源十郎様!源十郎様!

若狭姫は、何度も源十郎の名前を呼びながら、お付の婆さんとあの世へ消えていったわ。






「おい、起きろ!」

気絶した源十郎が、お役人に起こされて目を覚ますと、そこに朽木屋敷は無く、若狭姫に贈った着物が、朽ちた柱にさがっていたのじゃった。








思えば、若狭姫も不憫なおなごよ。

長浜一帯はかつて浅井の領地での。
朽木家は、浅井と共に織田信長によって、死滅させられてしまったのじゃ。

せめてただ一度、姫様に女らしい幸せをお知らせしたいという乳母の婆さんに連れられて、死霊となってさまよい出て来たというわけじゃよ。








「宮木、遅くなった!すまなんだ」


「あなた、お帰りなさいまし」



やっと自宅に帰ってきた源十郎を、宮木は暖かく迎えてのう。






グッスリと寝ている子供を、源十郎の腕に抱かせて、そっと涙を拭うのじゃった。




十郎は、我が家に帰って安心したのか、どっと睡魔にみまわれて、子供の横で眠ってしもうたわ。




翌朝、村名主様が尋ねて来ての。

源十郎が帰って来ているのに驚きながらも、寝ている子供を見つけると、ああ良かった!と安心しよる。


村名主様が言うには、宮木は落武者に殺されてしまい、以来、子供を引き取って育てていたのだが、昨晩、突然子供の姿が見えなくなったので、源十郎の家まで探しに来たのだと。


源十郎は、宮木が殺されたと聞いて、びっくり仰天だわな。




弟の藤兵衛は、武器を捨て、夫婦共働きの百姓の生活に戻ったよ。

死のうとしたけど、あんたの顔が見たくて死ねなかったんだと言うお浜の言葉に、目を覚まされたのじゃな。

そのお浜は、遊女屋生活から藤兵衛に救われたわけじゃ。

互いに暗黒面に落ちても、夫婦の絆は、切れる事はなかったということじゃの。




そして、源十郎夫婦の絆も、切れることはなかったのじゃな。


たとえ生死に分かたれようとものう…





「宮木、何故死んだ…」



死んではおりません

私はあなたのお傍におります

あなたの迷いも、もう消えました

本来の場所で、本来の姿に戻るのです

さあ、早くお仕事を…




まあ、綺麗な形だこと!

こうして、ろくろのお手伝いをしているのが、楽しくてなりません

早く焼き上がったところが見たい




薪は割ってあります

もう乱暴な兵隊もいません

安心して、立派な焼き物を作ってください…





わしはこのラスト、ツボじゃったよ…(涙目)


ズズズズ…(鼻すする)

ゴックン…(ゴックンする)





●ピンキー爺さんの映画感想

まずは、戦国時代に生まれなくて、良かったと思ったね。

わしがこの時代に生まれてたら、今の歳まで生きれなかったじゃろう。

藤兵衛みたいに、戦に馳せ参じていたかもしれん。
若い頃は、結構無鉄砲じゃったからのう。

絶対、戦に巻き込まれて死んでおったわいな。ウヒョヒョヒョヒ…

ゴホオッ‼️



フガフガ、フガフガフガフガ、フガフガフガ、フガフガ…
フガァ?







ベニスにて溝口監督と田中絹代
(1953年)


溝口監督は、ベニス国際映画祭出席ついでに、フランスのルーブルを田中絹代らと訪れ、ゴッホの絵の前で、「ゴッホは芸術のために気が狂った。1人前になるには気が狂わなきゃダメだ。自分はまだゴッホに及びもしない」と言ったそうですが、溝口監督の狂気的とも言える仕事ぶりは、伝説となってますな。

伝説の証拠品
↓↓↓
撮影中にセットの外に出る事を嫌った溝口監督は、溲瓶を愛用していた!

早朝の暗いうちから誰よりも早くセットに入り、食事休憩でもセットから出ることはなかったそうです。



『雨月物語』から3年後、溝口監督は、当時は不治の病だった白血病に倒れました。


亡くなる前日に、病床に集まった溝口組のスタッフたちの前で書いたメモが残されています。
おそらく、口がきけない程の状態での筆談だったのでしょう。

書きながらボロボロ涙を流していたそうです。

そしてこれが、結果的に遺書となってしまったのです。

まだ58歳の若さでした。

昭和31年(1956年)8月24日
午前1時55分永眠
溝口監督のデスマスクを見ると、安らかに眠っておられるように見えますね。

溝口健二監督の墓(京都市万願寺)

合掌
🙏










映画ってホントに
いいもんですね。

ご訪問ありがとうございました!


サイナラ
サイナラ
サイナラ
👋







次回予告★











THE
THIRD
MAN


あ、違った!😅