サムイ…サムイ…
何デコンナニサムイ…
ジゴク…
ワタシ、シヌ!
By レフカダ・ヘブン
(NHK朝ドラ『ばけばけ』より)


サムイ…サムイ…
フトコロモサムイ…
ポイ活カケモチスルモ
CMバカリ見セラレ疲労困憊
ジゴク…

アタマモサムイ…
ワタシ『ばけばけ』
ナラヌ
『はげはげ』ネ!
By ピンキーたかい



グラスの底に
顔があったって
いいじゃないか!
By岡本太郎


頭のてっぺんに
不毛地帯があったって
いいじゃないか!
Byピンキーたかい
(T^T)


ホント寒い!今回の大寒波で、給湯器に繋がる配管が凍って、朝はお湯が出ませんでした〜😆


寒さ厳しきおり
お体ご自愛ください。
🙇‍♂️







ようこそ
身も凍る
ハマープロの世界へ!


ハマープロの作品で最も有名なのが『吸血鬼ドラキュラ』シリーズだと思いますが、ドラキュラ以前に制作されたこの映画が大ヒットしたことで、ハマープロが怪奇とSF路線を突き進むきっかけとなったのだそうです。


原子人間
ハマープロ作品
1955年イギリス映画
米国版タイトル
『The Creeping Unknown』
(忍び寄る未知)






静かな夜でした。




あん♥️


星空の下、若いカップルが農場の干し草をベッドがわりにしてチチクリあっていると、これからという時に耳をつん裂かんばかりの轟音が2人の邪魔をします。


あろうことか、空から宇宙ロケットが、真っ逆さまに落下してきたのです!








知らせを受けた本編の主人公クォーターマス教授(ブライアン・ドンレヴィ)が、ただちに現場へ急行します。

実はこの宇宙ロケットは、政府の許可を得ずに、教授が勝手に打ち上げた人類初の有人宇宙ロケットだったのです!

果たして、乗っていた3人の宇宙飛行士は無事なのか?








いました!生存者です!


残りの2人は…宇宙服のみが発見され、中身はもぬけの殻でした。



ただ1人生き残った宇宙飛行士は、クォーターマス教授の研究所に運ばれ、精密検査を受けます。


「こんな心臓の反応は初めてだ…よく生きている」

「頭蓋骨の形も変形しているようだ」



「ここでは医療設備が不十分だ。中央病院へ移そう」

研究所の医師の進言にクォーターマス教授は反対しますが、結局、命には変えられないので、不本意ながら同意します。

しかし、病院の管理となったことが、怪物をロンドンの街に解き放つことにつながってしまうのです。



この生き残った宇宙飛行士ビクターを演じているのが、リチャード・ワーズワースという役者さんで、かなり不気味な雰囲気の顔をしていらっしゃいますが、『草原の輝き』でも知られるイギリスの詩人、ウィリアム・ワーズワースの玄孫だそうで、肖像画を見たら瓜二つでした〜😃

ワーズワースの肖像画




それにしても、他の2人の宇宙飛行士はどうなってしまったのか?


幸いにも宇宙船内を記録した、監視カメラのフィルムが生きていました。

早速、上映会が開かれます。





なんと、宇宙飛行士の1人が、宇宙船の壁を歩いて上っているではありませんか〜!

この撮影、前に座ってる人が1番大変だったと思いますよ😅


このあと、宇宙船が何かの強い衝撃を受けて、クルー全員が船内で投げ出され、次々ともがき苦しみながら動かなくなる様子が記録されていましたが、結局何が原因なのかはわかりませんでした。




ところで、宇宙船の壁を歩いて上るトリックは、キューブリックの『2001年宇宙の旅』(1968)にも使われてましたよね👇
これを見て、「この役者さん、体幹つえ〜」とか、「このねーちゃん、絶対腹筋バキバキやで」とか思った人はいないと思います😅

どちらも、映画ならではのトリックで、宇宙船内の無重量が表現されていますね。


話はそれますが、私は子供の頃から、こういう映画のトリックが大好きで、地味ですが今も忘れ得ぬインパクトを残しているのが、映像の魔術師、ヒッチコックがやってくれた『サイコ』(1960)の有名なシャワーシーンのトリックでした。
👇

ではもう一度、問題のトリックショットのみをご覧いただきたい。





水が噴き出すシャワーヘッドを、真正面から捉えて、なぜカメラのレンズが濡れないのか?😮❓

このトリックは、私の学生時代に、8ミリ映画作りに熱中していた同好の友人たちの間で話題になり、「シャワーの水は、アニメーションちゃう?」とか、「胃カメラて撮影したんとちやうか?」とか意見が出ましたが、実はわりかし単純なトリックでした〜😃

カメラのレンズが濡れないように、シャワーヘッドから噴き出す水を外側に向けて出るようにして、望遠レンズで撮ってるんだそうです😆

 




怪奇SF映画では、クリチャーの造形も大きな魅力のひとつですね。


この映画では、実体なき宇宙生命体に身体を乗っ取られた宇宙飛行士ビクターが、病室にあったサボテンやら薬局のおやじ、果ては動物園の動物たちまでも貪欲にエネルギーとして吸収して、異様な姿に変貌していくのですが、彼の右腕がサボテンになって以降の姿は、不気味な黒い影やナメクジが這った跡のような痕跡等で表現されるのみで、明確には出てきません。


いやおう無しに観客の想像力は膨らみ、世にもおぞましい姿を想像してしまうのが人情というものでありませんか!



その最終形態は、映画の最後につまびらかとなるのです。




それは、改装工事中のウェストミンスター寺院で、TVクルーが全国中継で撮影中のことでした。


中継車の中から、ディレクターがモニターを見ながら指示を出しています。


「はい1カメさん、上に振って…」








By岡本太郎




まんま大ダコですやん😅





現場に駆けつけたクォーターマス教授は、20フィートはあろうかと思われる怪物が、天井で休眠中なのを見て、退治する為の名案を思いつきます。

「足場に足を巻き付けているな…あの足場に高圧電流を流して焼き殺すのだ」



まんいち怪物に気づかれたら、この作戦は失敗です!

怪物を起こさないように、慎重に作業が進められました。



最後に、ウェストミンスター寺院に電力を集めるため、ロンドン中の灯りが消されます。






「ハロー発電所、スタンバイ…」


「スイッチオン!」








かくして、宇宙怪物は断末魔の咆哮と共に、タコ踊りを舞いながら、タコ焼きとなって果てるのでした。




ロンドンの街は救われました。

しかし、クォーターマス教授は、表情ひとつ変えずにその場をあとにします。





「実験を再開する」











再び、教授の研究所から、有人宇宙ロケットが未知なる宇宙へと発射されるのでした。









〇映画感想

オモチロイ!

人間味が薄いクォーターマス教授だけど、〝灰色の脳細胞の男〟といった感じが好き♥️



ちなみに、この映画の原作となったTVドラマ版では、3人の宇宙飛行士の意識が、最後まで怪物の中に残存していて、それを知ったクォーターマス教授が、「戦え!」と残存意識に呼びかけて、怪物が内部から崩壊していくという、いわば3人の宇宙飛行士の自己犠牲でロンドンが救われるというラストだったそうです。





ハマープロにより、全3作が制作されたクォーターマス教授シリーズですが、結構面白いのに、現在中古でしか手に入らないのは残念です。


★シリーズ第2弾★

無数の隕石のようなものが、大気圏に入っても燃えずに、ゆっくりと落下して来るのが観測された…


クォーターマス教授が調査に乗り出す!


『宇宙からの侵略生物』(1957)

 

★シリーズ第3弾★

ロンドンの地下鉄工事現場から発掘された奇妙な生物の死骸は、人類のいにしえからの知人だった…



クォーターマス教授最後の戦いは、総天然色!


『火星人地球大襲撃』(1967)

 

 











次回予告★

ヴェネツィア国際映画祭
銀獅子賞受賞作品



時は戦国、波乱の時代
でっかい心で
生きようぜ♪


幸せを追いかけて
生きる庶民を
戦火は無慈悲に
飲み込んでいく…



敗戦日本が生んだ
映画に世界が瞠目!

これぞ不朽の名画!


げに幽玄なる怪奇譚!




KWAIDAN
雨月物語
1953年 溝口健二監督作品
大映映画



では股
暫しお別れ〜

サイナラ
サイナラ
サイナラ
👋