日本のロシアワールドカップの挑戦が終わった。
結果は、ベスト16敗退。
良かったのか悪かったのかというのは、人それぞれが感じるものだけど、個人的には悔しい。
まずは、日本を代表して闘ってくれた選手達に、心からの感謝とお疲れさまでした。という想いでいっぱいだ。
思い返せば本番前、かつてこれ程に酷評された日本代表はなかったかもしれない。
直前の監督交代と混乱、選手選考への不満、容赦ないチームへのバッシング。
選手や監督からすれば、生きた心地のしないようなプレッシャー。考えただけでも吐き気がする。
日本がグループリーグを突破する為には、短期間でチームとして一つに纏まれるかどうかが全てだった。
結果的に、西野監督の元、全員が同じ方向へ進み、批判を力に変えて強く纏まった。
この短期間でここまでのチームを作れたことは本当に素晴らしいことだった。
運もあったがコロンビア戦の勝利は、日本の選手達の強い気持ちが導いた必然の結果だったのかもしれない。
下馬評を覆してのベスト16入りは、チームワーク、意地、采配、技術、経験が全て集約された結果だった。
初のベスト8をかけたベルギー戦。
ここまで22戦連続負けなしと、優勝候補とまで言われる最強チーム。
選手層も厚く、世界でもトップのタレント集団。
そんな格上と言われるチームにも怯むことなく、コロンビア戦同様、立ち上がりから前線からプレッシャーをかけた。
気持ちの部分では、間違いなく日本が優っていたと思う。
ピンチもあったが得点を許さず、可能性を感じるまま前半を0-0で折り返した。
早く1点目が欲しいベルギーは、後半立ち上がりから攻撃のスイッチを入れようとしていた。
その瞬間を待っていたかのように、3バックの裏のスペースを狙っていた。
決めた原口選手の勝負強さはもちろん、柴崎選手の技術力と戦術眼に痺れた。
勢いに乗って、乾選手の無回転スーパーミドル。
鳥肌が止まらなかった。
スペインで闘う、柴崎選手と乾選手は、世界トップクラスのプレーヤーであることを、この試合でも証明して見せた。
2点を勝ち越した時、「ベスト8」は手の中にあるように感じた。
「歴史を変えられる」と。
もしかしたら選手も監督も。
その後は、2点差を逆転しようとするベルギーの本気の圧力。恐ろしかった。。
極限の緊張感と疲労のなか、勝負を分けたものは、やはりチームとしての力の差だった。
こういったプレッシャーのかかる状況を、欧州トップクラブで毎試合感じてプレーしている選手の力量と経験の差を認めるしかなかった。
認めたくないし悔しいけど、その差こそが足りなかった部分なのかもしれない。
優勝を目標としていたチームと、グループリーグ突破を目標としていたチームとの差はやっぱりあったのかと。
終了直前に決勝点を決められた時に、悔しいという一言では表現できない、複雑な気持ちになった。
けれども、直向きに走り、最後まで戦い抜いた選手達に、素直に感動した。
選手の悔し涙、崩れ落ちる姿。
そんな光景を見た時に、改めて、ロシアワールドカップで見せた選手達の活躍に、心からありがとう、と伝えたかった。
これから先、若い世代が夢の続きを見せてくれる。
世界の強豪国と比べても、日本のサッカーの歴史はまだまだ浅い。
こういった大舞台での本気の悔しさを経験して、その国の歴史ができて、強くなっていくのだと改めて感じた。
ロシアワールドカップを見て、日本が優勝を狙える日が、近いうち絶対に来ると確信できた。
最後に、
夢を見させてくれてありがとう!