窓際の手すりにもたれかかりながら、窓の外の景色を見る。流れる景色と抜け殻の自分。薄ら映る自分の姿が現実に引き戻した。週半ば、眠気にて温い足裏。不器用にスマートフォンを扱う何処かの母親の努力を何気なしに見つめる自分が情けなかった。