こんばんは、
東京都議会議員（町田市選出）の
おくざわ高広です。
昨日お伝えした「感染拡大防止協力金は、NPO法人も対象になるのか」について、
「今後、中小企業と同様の規模で活動し、都の休業要請等に応えたNPO法人を対象とすることも検討していく」
という大変重要な答弁がでました。心から、ほっとしています。
感染拡大防止協力金については、休業要請に従った事業者が対象と思っていたので、
まさか、NPO法人が対象に入っていないとは思ってもおらず、
先週の金曜日に担当者に何の気なく「NPO法人も含まれるんですよね？」と聞いたのがはじまりです。
それが昨日の夜「対象にならない」という返答があり、
あわてて、用意していた質問を書き換え、「協力金の趣旨に照らしてNPO法人も含むべき」としました。
問題意識も伝えましたが、もう決定事項だとのこと。聞く耳すら持たない状況でした。
これは、私一人がいくら騒いでも変わることはない。
しかし、制度上大きな問題があることは間違いないし、何がなんでも変えなければならない。
でも、どうすれば。。。
何度も何度も意見交換を繰り返しましたが、昨日の深夜の回答では、NPO法人は対象外となっていました。
しかし、その答えでは納得できない。明日もう一度話をすると突き返しました。
その後、朝を迎えるまで、幾人ものNPO関係者、議員、職員に働きかけましたが、
結局、昼を過ぎて、新型コロナ特別委員会がはじまっても答えが来ない。
「だめか。。。」そう思ったとき、
「NPOも対象とすべく検討を開始する」旨の答えが届いたのです！
（新型コロナ特別委員会でDV防止を訴える斉藤れいな議員）
その３０分後、他会派からの質疑に対し、知事より以下の答弁がありました。
「今後、中小企業と同様の規模で活動し、都の休業要請等に応えたNPO法人を対象とすることも検討していく」
本来は、もっと早い段階で情報をキャッチし、意見交換をしなければならなかった自らの落ち度であったと反省しきりです。
一度は決まりかけた制度設計を、真摯に見直し、英断を下していただいた都庁の皆様には感謝しかありません。
数多くのNPO関係者の方々から感謝の言葉をいただきましたが、それを担当者の皆さんにもお届したいと思います。
これも全ては、感染拡大を防止して、「新型コロナをみんなで乗り越えよう」という大義を果たすためです。
引き続きのご理解・ご協力、そして、友人知人へのお声がけによる共感の輪を広げていただきますようお願いします。
今日は、おうちでビールのみたいと思います。
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