上島町議会議員。
これまで高梁は基本的に、上村飼い犬議員かそうでないかによって支援するかどうかを区別し、飼い犬議員であえれば排除の対象と考えてきたが、21世紀も2020年代に突入し、今後はそのような考えを捨てなければならないと思うようになった。
つまり、上村飼い犬議員として議員の椅子に座っている者はもちろんのこと、今後は反上村議員であっても議員の適性がない者は議会のイスから排除しなくてはならないということだ。
例えば今回取り上げる、池本興治議員あたりもそれにあたるだろう。
この議員も反上村議員ということで、これまで何かと目をつむり、応援すべき対象としていたが、今後はそんな考えは一切捨てるということになる。
以前の記事にも書いたが、同議員の「女は黙っていろ」といった男女差別ヤジを平気で飛ばすそんな感覚、21世紀も20年を越えた現在において、あまりに考えられないものである。
いや、この際はっきり言うと、実は、この議員のある発言のうち、高梁の心に長年突き刺さっていたものがあったのだが、それを意図的に封じ込めていたと言った方が正しいだろう。
反上村なのだから、これくらいは我慢しなくてはと
自分自身にずっと嘘をついていた
ってことだ。
それは随分と前の議会において、池本議員の発言にこんなものがあった。
町内の中学3年生までの子供の医療費を、町が援助するという議題が議会に上がっていた時、池本議員は以下のような信じられない発言をしたのだ。
「子供の医療費を補助すれば子育て世代を甘やかすことになる」
高梁は自分の耳を疑った。
こんな人間が自分の町の議員をやっているのか。
ありえない。
更に言うと
「子供や子育て世代に金を使うのなら、もっと高齢者のために金を使うべき」
といったような主旨の発言も同時にしていたと記憶している。
前述の通り、もう随分と昔の話なので、誰も覚えていないかも知れない。
しかし、高梁はしっかりと覚えている。
それくらい“悪い意味で”心に響いたのである。
こんな人間を反上村というだけで議員にして良いのか。
答えは一つであろう。
ありえないと。
今後は議員としての資質のない者は排除しなければならない。
そんな思考で議員たちと向き合ってゆきたいと思う。
これまでは反上村議員ということで、何かにつけて目をつぶってきたが、今後は一切そんな馴れ合いめいたもんを徹底的に自分自身から排除する。
ダメな者はダメ。
シンプルに毅然といきたい。