【これは抑えたい!】人体の仕組み | Best Life 高橋晃史〈背骨コンディショニング〉日記

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痛みや不調がない人生こそ、最高の人生(ベストライフ)!
Best Lifeは「背骨コンディショニング」を活用した
さまざまな体操をグループで行う
グループ体操をメインに提案していきます。

未来の熱い運動指導者に
何かプレゼントしたい!
そんな思いで記事を書いています。

今日は、身体のことについて。
それでは、どうぞ(^-^)



人体の仕組みって、面白くてエキサイトですよね。(^-^)

でも
誰かに説明しようとすると…

意外と言葉に詰まる時も
ありますよね。笑



例えば、血液の循環。



どんなシステムで、身体中を巡っているか?


私は、前は
なんとなく、
心臓から動脈を通り全身に~静脈からまた戻る~
くらいの認識でした。笑



普段使わない知識は、
どんどん忘れて行っちゃいますよね。


なので今日は、
血液の循環についての基本のキ。
くらいを書ければ…と思ってます。

皆さんの何かの足しに、
少しでも貢献出来ればと
思っています(^-^)




まずは、

そもそも論から。




そもそも、
なんで血液が身体中を
巡らなければいけないか?



はい。
血液には、
酸素と栄養が入っていますよね。


なので、
全身に栄養と酸素を届ける為に
血液は循環しているんですよね。
また、老廃物も回収もしてます。



例えると、
列車に食べ物を載せて、
各地域に届けている。

そして、帰りにゴミを回収もしてる。


そんなイメージ。笑




じゃあ、届ける為に必要な「列車」。

人体でいうと何か?



この場合でいうと
「循環器」といいます。



全身に血液を循環させている
「循環器」とは、

心血管系といって



心臓→動脈→毛細血管→
静脈


のことを指します。



ちょっと、具体的に血液の循環を
イメージをしてみましょう。

 

と、その前に心臓をイメージ。
右と左に分かれているんですね。


右が右心房、右心室。
左が左心房、左心室。


と心臓にはお部屋が4つあるんです。



はい、
では、右側の右心室からスタート。

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心臓が

「どくんっ」

といって、

酸素の少ない血液はどこに行きますか?

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はい。

肺に行きます。




なぜか?




肺の肺胞を取り巻く、
毛細血管を通ることで
沢山の酸素が入るんです(^-^)



ここは、ポイント。

いきなり全身に行かずに
左右の肺を通ることで、
酸素を血液に含ませるんですね。



では、
酸素を含んだ血液は、
どこに行くでしょう?

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はい。

もう一回心臓に行くんです。

左側の左心房、左心室ですね。




それから、もう一回。

「どくん」

どこに行きますか?

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はい。

ここでやっと大動脈を通り、
全身の細胞や組織に血液が巡ります。
肝臓や腸や腎臓の器官から爪の先まで隅々。


動脈は、

「どくん」という圧力が
伝わっているので、
脈拍を取る時に手首とか首とか
触りますよね?

あそこは、動脈ということになるんです。
豆知識ですね。笑




ということで、大動脈から
全身に行き渡ります。




全身に行き渡ったら、静脈の出番。




静脈とは?


行き渡ったら、今度は回収しましょう。
ってことです。

栄養と酸素を与えた血液を今度は、
回収する血管。 
回収する際に老廃物なんかも回収します。




例えると、


動脈は、

「血液いってらっしゃい~っ」

ていう血管。



静脈は、

「お帰りなさい~っ」

ていう血管。

というイメージ。


なので、
静脈は動脈にある様な圧力や勢いは
ないんです。
なので、筋肉の収縮で勢いを出してる。



つまり、
動脈は、心臓の押し出す力で血液の流れが出ますが、静脈は筋肉の収縮で血液の流れを作るということ。




なので、下半身の筋肉が弱ると静脈の流れを作りずらくなり、むくみや酷ければ静脈瘤の原因にもなります。




ということで、大静脈を通った血液が、
無事、右側の心臓に戻ります。



そして、
また「どくん」と肺に血液が行き、
最初の説明に戻ります。
めでたし。めでたし。




ともう少し。

今、お話した循環は、
2つに分けることが出来ます。



①血液に酸素を入れるための循環
これを「肺循環」といいます。
※右心室から肺の肺胞を通して、二酸化炭素が排出され、酸素を受け取ります。

イメージ付きますか?



②全身に血液を巡らせる為の循環。
これを「体循環」といいます。
※左心室から動脈を通して末梢の組織に
酸素、栄養を送る。その後、毛細血管が徐々に集まり静脈となり、老廃物を回収して心臓の右心室に戻ります。



とついでにもう一つ。


循環器を違う分け方をする時もあります。


「右心系」と「左心系」


ここまでの話で、イメージは着いてきたかと思いますが、


心臓の右側、右心系は、
右心房、右心室、大静脈、肺動脈を指します。
どちらかというと、


「血液お帰りなさい~」の
回収系なイメージ。


機能が多い器官。


なので、右心系の機能が衰えると
全身の静脈の流れが停滞し、下半身の浮腫みが起きやすくなります。



心臓の左側、左心系は、
左心房、左心室、肺静脈、大動脈のこと。


どちらかというと、
「血液いっておいで~。」
と血液は押し出す方。


なので、左心系の機能が衰えると
血圧低下や肺うっ血が起きやすくなります。



と今日は、
血液の循環についての基本の「キ」
 
こんなところで、
おしまいです。


このシリーズ、 
今月頑張って書きますよ(^-^)



ちなみに情報は
アウトプットすることで、
自分のものになるそうです。


今日のこと、
「ほ~。そうだったんだ!」
と思った方。


忘れたくない方は、
その内容をアウトプットすることで、
自分の知識になるということ。


ドイツの心理学者、
エビングハウスが行った記憶実験では、

20分後に42%
60分後に56%
1日後に74%

忘れることが
明らかにされたそうです。
^^;
すごいっすよね。
結構忘れてしまうんですよね。



なので、
忘れたくない方は独り言でもいいので、
忘れたくない事をアウトプットすることを
オススメしますね(^-^)



それでは、また今度です(^-^)
GW中盤、楽しんでくださいね。


あっもし、
そこちょっと表現変えた方が
いいんじゃない?
ということがあったら
教えてくださいね。

私もまだまだ勉強中ですので(^-^)!


Best Life アカデミア 高橋晃史