おばんでございます

地元角田市の鉄道、阿武隈急行は、宮城県柴田町にある槻木から福島県福島市にある福島までを結んでいる第三セクターの鉄道路線で、阿武急と親しまれています

阿武隈急行の歴史は国鉄水戸鉄道管理局が管轄する国鉄丸森線から始まり、角田、丸森にとっては悲願の鉄道として槻木から丸森が開業しました。丸森線は本数がわずかで、駅が商店街とは離れている事やマイカーが普及している事から、利用者は伸びず、水郡線から比べれば経営が良くない赤字路線となり、廃止の対象となる危機にさらされていました。

そこで、沿線住民の廃止反対運動から、丸森線は、真岡線と並んで特定地方交通線として第三セクター鉄道へ転換されることとなり、宮城県と福島県との都市間輸送や阿武隈川沿いの観光開発に期待が出来る事から、国鉄水戸鉄道管理局が管轄していた丸森線は阿武隈急行となりました。　

阿武隈急行は福島までの全線開通と同時に交流電化も果たして、三セクの鉄道では初の交流電化を果たした路線としても知られています

阿武急の宮城県側の現状は、コロナの影響、2019年の台風での被害、2022年の地震での影響で赤字で、角田市、丸森町、柴田町の沿線住民の方には出来るだけ阿武急を使ってもらった方が良いと思います