Bassfishing will forever be my soul | TAKAGIYA

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バスフィッシングトーナメントを楽しんでいる人のブログ



近しい人はご存じだと思いますが(近しい人しかこのブログを見ていなさそうですが、、)、4月下旬に急性心筋梗塞で救急車で搬送されました。
搬送中は2度、心肺停止になった状態でしたが、運よく(?)救急車の中だったこともあり、電気ショックによる蘇生で息を吹き返すことができました。
搬送後は、緊急のカテーテル手術により血管のつまりを解消、2週間程度の入院生活を経て、シャバに戻ってきました。。

心筋梗塞は初期対応が重要で、それにより生存率が変わってくるそうです。
およそ30%の人が命を落とすといわれているそうですが、症状が出ているのにもかかわらず、我慢してしまったり、休めば治るんじゃないかと思い、初期対応が遅れてしまうことにより手遅れにつながる場合もあるようです。
心停止をしてしまってからは5分以内に蘇生を施さないと後遺症が残る可能性も高くなるとのことです。
私の場合は運よく心停止したときが救急車の中だったため、処置が早く、後遺症が残らずに発症前と同じ生活に戻すことができました。

とはいえ、およそ1か月毎の通院と毎朝晩の薬の服用はしています。
通院時には、心電図をとるのですが、それを見ると次第に正常の波形に戻りつつあります。人間の回復力ってすごいなと感じます。
また、病院では負荷試験という、ひたすらバイクを漕いで負荷をかけて、Co2濃度や心電図などのデータから体力を計る試験があるのですが、それも退院後から先月8月のデータを比較すると年齢相当の人の基準値を上回る結果までいくことができました。まだ通院して経過観察&検査等は続きますが、フィジカル面はもう大丈夫かな。あとは食生活を気を付けるぐらいですね。

という、生死を彷徨う出来事があり、良い人生とは?と考えています。というか、よくそういう出来事の後って人生について考えるものなのかな。って勝手に思っているところもありますけどw
人生、いつ死ぬかわからないからやりたいことをやろう!例えば「いつ死ぬかわからないから今の仕事を辞めて新たな仕事に就こう!」とかそんなのがあるんじゃないかと思っていましたが、、
いろいろ考えました(今も考えていますが)が今のところは病気前と相変わらず変化なし。4か月も経てば仕事も家庭も通常運行。かなって状態です。
それは仕事でも家庭でも「病気前より・・しよう」とかちょっとの心境の変化はありますけど。

ただ、一つだけ言えるのは、その考える自分の人生の中でBass fishingが大きく存在しているということ。
心の支えというか、生きていく目標みたいなものを与えてくれる1つでもあるんじゃないかと気づいたこと。
最近はコロナ禍もあってテンション下がり気味で「まあ所詮趣味だから」なんて思っていたけど、実はそうではないかも。
人生の中で時間もお金も費やしているし、自分に与えた影響って思っていた以上に大きかったのかも、ということに気づきました。

病気になったことで、自分を今一度見つめ直し、これからの生き方を見直す良い機会だったのかもしれません。(って言えるのも無事に生還してきたからですが)
まだ気分的にはすっきり晴れている感じはありませんが、しばらくは生きていられそうなので、後悔しないような人生設計、Bass fishingと向き合っていこうかなあ~と思っています。