パワーポール取付 | TAKAGIYA

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まずは、アダプタープレートの取付です。
ジャックプレートがついていればそこに取り付けるタイプがあるので楽だと思いますが、ワタシのボートはジャックプレートはついていません。
エンジンとトランザムの間に挟む形のアダプタープレートを取り付けることになります。
そうなるとそこを固定しているボルトを取って、アダプタープレートを挟み込むことになるのですが、エンジン自体は170kgぐらいあるため、容易に持ち上げることはできません。
どうにか低コストでエンジンを一度外す方法はないかと検討しました。
そこで考えたのは、単管で鉄棒のように組んだ後、チェーンブロックを使って吊り上げる方法。
近くのホームセンターで単管とコネクタを買ってきて、さらにチェーンブロックもネットで購入。

いざ単管を組み立てたのですが、、
単管の足として支えようと考えていたジャッキアップするときに使うウマが思っていたほどバランスがよくなく、ぐらつく。。
さすがに危ないので、単管でエンジンをつるすことを諦めました。

やむおえず、エンジンを倒さないように何人かで手で支えながら、ボルトを緩め、一方ずつ隙間にアダプタープレートを差し込むという、ある方に教わった技にすることに。
幸いにもGIJIクラブメンバー3名、我が家にいらっしゃったので(半分計画的?)男手3人と、いざとなったら(倒れそうになったら)助けてもらう補助要因3名(女性)を配置して作業開始。

こんな感じで両サイド緩めながら、一方はボルトを抜いて、その隙間にアダプタープレートを指します。

ボートの内側では、ボルトを抑えておくので、エンジンを抑える人2人、ボルト取り外し2人ぐらいは欲しいところでしょうか。
差し込んだ後には、シリコンシーランドを打ちながらボルト締め。

反対側も完成。

という感じでアダプタープレートの設置が無事完成しました。シリコンシーランドをもうちょっと入れておきたいところでしたが、この方法だとちょっときついかな。
一人の力じゃできなかったため、手伝ってくれた方々に大変感謝です。(おススメはしません。。)

アダプタープレートさえついてしまえば、パワーポールを装着する作業はあまり難しくありませんでした。
ただ、知識がないため、マニュアルを熟読。。


始めに油圧ポンプを設置するスペース作り。これは、元々ついていたオンボードチャージャーを取り外し、そこのスペースに付けることにしました。
このオンボードチャージャーはアメリカ仕様で日本の電圧が合わないのと、(変圧器をかませて)電源を入れたときに近所迷惑になるぐらいの「グ~」という音がするので、使用していませんでした。


丁度油圧ポンプが2つ入るスペースができました。


こんな感じに設置。


油圧ポンプをセッティングし、アダプタープレートにパワーポールを取り付け、その後、油圧ホースを取りまわして油圧ポンプに設置しました。
油圧ポンプのコネクタ部は、「Preferred amount of space」つまりわずかにスペースを作るということ。オス側もメス側もレンチで締めるような感じなので塩梅がよくわかりませんでしたがこんな感じかなってところで。

その後、油圧のオイルを油圧ホースへ行き渡らせるために、何度かUp、Downのボタンを押してパワーポールを動作させろとマニュアルには書いてあるのですが、何度もやっても不安定な動作になってしまい、かなり不安を感じました。が、結構な回数をやっていたところなんとなく滑らかに動作するようになり、まあ大丈夫かなと。

ここで気づいたのは、パワーポールの刺すスピードの調整ができるのですが、早いと結構油圧ポンプから出るノイズが大きく、遅いと静か、という点。ストレージを閉じていると外には聞こえてこないぐらいですが、なるべく音を立てたくないので、遅い設定にしました。


ケーブルの取り回しはこんな感じ。網組チューブでケーブルの保護をして、左右とも船内へ取り込んでいます。


最後は、Spike Wrapをヒートガンを使って取付して完了。


そしてアプリからの動作も確認。
刺すスピードも簡単に変更できます。スゴいですね。(けど、あまり使わないかな)
音声マークがあるけど、音声入力で制御できるのかな?試していません。。


オプションで販売しているフットスイッチも気になっているのですが、一旦は付属のリモコンを使ってみようかなと思って、今回は購入していません。


という感じで自力で取付完了。シーズンオフ中楽しませてもらいました。(これで満足!?)
これで日陰にボートを止めてゆっくりご飯が食べれます(笑)