こんにちは。じょんです。


今日は私のここ何日かの経験を覚え書きとして書きたいと思います。


虫垂炎…いわゆる盲腸なんですが、44歳でなるまで私には幻の病気でした。


盲腸って聞くと、その昔、コアラのマーチで「盲腸コアラ」ってあったなぁ。

ってくらい。


ちなみに盲腸コアラはレアなやつで、それが入ってたらラッキーというものでした。




お腹の右下に傷があって、なんだかかわいいんです照れ


その程度の認識で、若い頃はいつかなるんじゃないかと思っていたのが、今はもうならんだろうというイメージになっていたのですが、一昨日、急にそれはやってきました。


前の晩の寝る前になんかお腹が痛いな…と思いながら寝たのですが、朝起きたらもうちょい痛さが増したかなと言う感じでそれでもなんとか旦那さんをお見送りしました。


ホッとした後、立っていられないくらいの痛みでベッドへ行き、子供たちには自分で自分のことやって!とぞんざいな指示しかできず、苦しくてのたうち回ってしまったのです。


急にどうしたんだろ?!

細菌性かウィルス性かの胃腸炎だと思いました。


吐き気も出てきて3回ほど吐いたので旦那さんにメールをし、救急車呼びたいくらい痛い!死にそう、と伝えると(いや、ほんとに死ぬかと思う痛みでした)旦那さんが子供に電話で指示をして救急車を呼ぶことに。


子供は8歳の娘と13歳の息子がいますが、13歳の息子がオロオロしながらも一生懸命理性を保とうと必死で119に電話して説明してたのを気を失いそうになりながら聞いてました。


そんな時でも「少しは頼もしくなったな」なんて思ったのを覚えております。


8歳の娘は私を見て「ママ死ぬの?」と言ってました。

私は「死なないw」と必死で言いました。

でも心の中では死ぬんじゃないかと思うほど痛かったえーん


しばらくして救急隊員さんがドタドタと家に入ってきて意識はありますかとかいろいろ聞かれました。


まさか救急車に乗ることになるなんて…と、思いましたが、私に意識があるせいか、救急隊員さんたちは「婦人科かな?w」と軽口を叩きながらタンカで運んでくれました。

生理中だったこともあり、生理痛と思われたようです。


ちょっと不謹慎に思いましたが、こちらは痛みでそれどこじゃありません。


総合病院に着いたあと、ベッドへ移動され、お腹のどこが痛いか、生理中かなどまた聞かれ、CTを撮ったりしましたがわからず、また嘔吐しながらずっと処置を待っていましたが何時間たっても原因がわからないようで、婦人科へ回されました。

婦人科では女性の先生が丁寧に見てくれましたが、生理痛でもなければ婦人科系の病気でもないと判断し、また救急の内科へ。


今度は造影剤を投与してもう一度改めてCTで見ることに。


こんなに痛いのに何もないなんて言われたらどうしよう、普通に家に返されるのかなと不安な気持ちでしたが、しばらくして「虫垂炎の疑いがあるな」という言葉が遠くから聞こえてきました。


「虫垂炎!?」そっちかぁー。

そっちは予想してなかったわー

ずっと胃腸炎かと思ってた~!


その後、何度も来てくださった救急の先生がまたいらっしゃって「虫垂炎じゃないかと思います」と伝えてくれ、ようやく原因が確定されました。


すでに16時過ぎ。

朝からいろいろやってようやく原因がわかり、原因がわかりにくいからとなかなかしてもらえなかった傷み止めもしてもらえてやっと助かった!という気持ちになりました。


白血球から診る炎症の値と言うやつが17000もあるということで手術が濃厚だったのですが、疲労困憊の私に先生が「薬で散らす?手術する?」と聞くので薬で散らしてもありなんだと思い、散らしてくださいと伝えました。


でも今病室で入院しながら思うのは、再発の可能性です。



薬で散らしても半数近くが再発の可能性があるらしく、それなら手術したほうがよかったかなとも思ったり。


でも様子を見に来てくれる女医さんが言うには、手術するなら炎症が落ち着いてる3か月後くらいが癒着も剥がれてきてるし、手術もしやすくていいよ、と教えてくれました。


今日は虫垂炎で大変な思いをした私の覚え書きをしましたが、友人は救急車で運ばれても原因が分からず家に返され、さらに発見が遅くなり、虫垂炎が破裂して腹膜炎になってしまったそうです。


虫垂炎は子供だけの病気ではないと知っていながら、いざというときその可能性を除外しがちですが、もし、相当な腹痛に襲われ、嘔吐もしてしまうほどの苦しみを味わったら虫垂炎を疑ってください。