「そうじゃないよ」
「それはダメだよ」
「なんでそんなことするんだよ」

わたしは、つい他人の間違いを正そうとする。

わたしには「わたしの『正しい』」がある。

そうすると、
相手が間違っているように見える。

でも、わたしと同じように、
あなたにも「あなたの『正しい』」がある。

わたし達はつい「正し合い」がちだけど
本当はどっちの『正しい』もただしい。

相手が間違ってるんじゃなくて、
相手がわたしと『違う』だけ。

あるのは、
『まちがい』じゃなくて『ちがい』。

違うのは当たり前。

だって
あなたはわたしじゃないし、
わたしはあなたじゃない。

わたしとあなたは違うひと。

わたしはこう思う。
でも、あなたはそう思う。

あなたはそう感じた。
でも、わたしはこう感じた。

どっちが間違っているわけじゃない。
どっちもただしい。

ただ、わたしとあなたは違うだけ。

ほんとうはどっちもただしい。