職場の強要14
4年ぶりにブログを復活したので、当時を思い出して書いてみます。
社長の理不尽さで苦しかったのは、やはり営業でした。
お客様に満足して頂ける商品やサービスを提供したい私と
自分さえ儲かればよい社長。
ある日のことでした。
カタログを見て注文してきたお客様がいました。
発送する時に、あまりにも刀身がボロボロなので、
こんなものを送っていいのか迷いましたが、
社長が送れというので、お送りすることにしました。
すると、やはり、お客様から
客1「送られてきたのがボロボロで、研ぎに出そうとしたら、
研いだら剥がれてしまうから、これは研げない。と言われてしまったので
申し訳ないんだけど交換して欲しいんですが…。」
という電話がありました。
すると、社長が
社長「いやぁ~。もうクーリングオフ期間過ぎちゃったんでねぇ。」
と、人の好さそうなお客様をまんまと丸め込んでしまいました。
そこへサトウさんが
サトウ「社長、土日を挟んでたので、この方は、まだクーリングオフ期間中ですよ」
と言ったのですが
社「私が説得したんだから、いいんだ!!」
・・・。
代引きで送られてきてるので、お客様はもうお金を払っちゃってます。。。
何十万円もするものなのに、可哀そうに…
また別のある日の事です。
私がカタログを送ったお客様からお電話がありました。
客2「この〇番の刀はキレイなのか?値引きしてくれ。」
と言われました。
金額の安い刀だったので、もちろんキレイではありません。
また、キレイでなくても安ければいい。というお客様もいるので
この刀は、この刀で値引きをしなくても売れるものだから、
このお客様に満足してもらう状態のものをお勧めしよう。
と思い、
私「キレイな刀がお好みですか?それでは私がお客様にご満足頂けるようなものをお探しして
ご案内しますので、後ほどかけ直してよろしいでしょうか?」
と言ったところで、モニターで聞いてた社長が社長室から飛び出てきました。
社「それを売れ!!値引きしていい」
と怒鳴られたので
私「あ、お客様、先ほどのものを、ご希望の価格でお送りすることが出来ます。」
と言って、お客様に送りました。
すると案の定お客様から電話がかかってきました。
客2「こんなボロボロの物を送ってきて、お前は恥ずかしくないのか!」
私「申し訳ございません!はい。はい。(苦情を聞く)
私ではどのように対応していいか決められませんので
後ほど社長からご連絡させて頂きます。」
と電話を切りました。社長に対応してくれるように言うと
社「面倒くさいな。お前がやれ!」と言いました。
私「全責任は私がもつから言う事を聞け!と言ってるのは社長じゃないですか。
だから社長がやって下さい」
社「確かにそう言ってるな。」
と言って、社長に電話をかけてもらいました。
お客様は、ひとしきりクレームを言って、社長は「はい。はい。」と聞いていました。
すると気が済んだのか
客2「そしたら、もっとお金を出すから、もっと良いのを送って。」
と言ってくれました。
すると、社長は思いがけないことを言いました。
社「それは、できないですね。」
客2「なんで出来ないんだ!!!」
と怒り再燃!!!
社長はまた「はい。はい。」と聞いていました。
こちらから値引きや返品などなんの提案もありません。
お客様が、ひとしきり言い終わったところで
社「そろそろ、こんなところで勘弁してくれませんかねぇ。」と言いました。
客2「勘弁してくれって、お前が何をしたというんだ!!」
すると社長は衝撃的なことを言いました。
社「話しを聞きました。」
お客さんはブチ切れて
客2「お前じゃ話にならないから、担当の営業の人出して!!」
社「昼休み中です。」
客2「じゃあ、かけ直しさせて!!」
と、電話を切りました。
すると社長は私に向かって
社「この人はクレーマーだから、かけ直さなくていい。」
と言いました
そうか?クレーマーか?もっともな事言ってたけど。。。
代引きで送っているので、もう代金はお支払い済みです。
返品してくるかと思ったら返品してきませんでした。
きっと返品してもお金が戻ってこないかもしれないと思ったのでしょう。
サトウさんに言うと
サ「お客さん、いつも泣き寝入りなんです。」
こんな会社嫌だ
社長は私が電話営業をすると、いつもモニターで聞いてて飛び出てくるのです。
また、色々理不尽な指示も多く、私はどんどん病んでいきました。。。