社長室での個別電話レクチャー2日め。
「私が目指すのは経営者なので、まずは100%社長の要望を叶える事に徹する。」と決めたものの気が重いです。
なんせ前回社長は超押し売り営業をし、翌日キャンセルになったので、ちっとも見習いたくないのです
社長「営業用のノートを見せてみろ。」
というので、営業用のノートを渡す。
社「日付はここに書け。020402。これは令和2年4月2日という意味だから。」
私「はい。」
自分のメモ用のノートの日付くらい好きに書かせてほしいけど、しょうがありません。
社「おまえはノートをキレイに書きすぎだな。私は後から自分のノートを見ても何書いてあるかわからないよ。」
………。
そりゃあ「かわわ県」じゃ、わからないでしょうよ
私「わかりました。ノートをキレイに書くのはやめます。」
社「うん。それでいい。」
………
最早何がなんだかわからなくなりました
そんなにたいしてキレイでもないのにダメ出しされるノート
そして今日も一台の電話で交互に電話をかける。
事細かにされる指導や、繋がらない電話にグッタリと疲れてきました
私「すいません。疲れてきちゃったんですけど…」
社「そうか。じゃあ今日はやめよう。」
かなりゲンナリオーラを出したから、わかってくれたかな
しかし、そして翌日もまた翌日も
社「じゃあ、今日も午後から一緒に電話をしよう。」
と、諦めない社長。
最早「なかよし電話タイム」と命名して観念し、社長と仲良く楽しく電話をしよう。と、腹を括った。もう抵抗はやめよう。
社長が色々教えてくれる事、語調が強いと嫌だけど、続けていくうちにソフトになり、内容も的確になってきて有難くなりました。
そして、とうとう、私の電話営業で日本刀が売れたのです!
売れた秘訣は「社長と仲良くする事」
その間、私がブチ切れる事件(この話はまた長くなるので端折ります。)があったにも関わらず、声をかけ続けてくれた社長
私に売上を立たせてあげよう。という親心。最初からわかってたけど、私はそこに素直になれませんでしたホント親は有難いですね
それにしても不思議なのは、コロナで世の中大変なのに、何故か毎日のようにお客様から注文があり日本刀が売れてます
私も魔法が使えるようになったかな